愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子 (蜜夢文庫 64)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801924772

作品紹介・あらすじ

3年前の春、織田夏海は運命の男性に出逢った。相手は彼女が勤める企業の社長の長男で、弁護士の一条聡。「社長の三男・匡の花嫁に」と望まれ参加した席だったが、二人はあっという間に恋に落ちる。そして、聡の「愛してる」の言葉を信じ、全てを捧げた夏海に待っていたのは……手の平を返したような裏切りだった。

感想・レビュー・書評

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  • 泣きたい時に読みたい本。
    同作者『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のパラレルワールド(平行世界)の作品。登場人物に同じ名前、同じような設定が出てくるアナザーストーリー的な別のお話し。

    エリート弁護士が、自分と妻の息子を、なぜか弟との子供と誤解して潔白の妻をこれでもかと虐げる誤解ジレジレ両片想い。
    レーベルだけに、最後はハピエンと分かっていなければ読めない可哀想で、けなげなヒロイン。

    妻に関してはとにかくポンコツになる傲慢クズヒーロー。
    クズ中のクズ。でもそこが良き(笑)

  • 何故、ここまですれ違うのか。読んでいると、聡にちゃんと夏海の話を聞いて。と文句を言いたくなる。夏海のことが好きだからこそ臆病になったのはわかるけれど、それでも酷い態度だった聡。夏海が想い続けてくれたのは、奇跡に近かったのかも。必死に悠を守って過ごせていたことも。
    酷い嘘から始まったすれ違いだったけれど、誤解が解けた今後は楽しい生活が待っているといいな。と思った。臆病な聡のためにも、ちゃんと話し合うようにはして欲しいけれど。

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著者プロフィール

御堂志生(みどう しき) Shiki Mido
岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。
本作は『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のアナザーストーリー? パラレルワールド? みたいなお話。
別のタイミングで恋に落ちるふたりをお楽しみください。

「2020年 『愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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