日陰の花嫁は軍神皇帝に囲い込まれて咲き誇る (蜜猫文庫 82)

著者 :
  • 竹書房
3.40
  • (1)
  • (4)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801924932

作品紹介・あらすじ

公爵令嬢のハズが小間使いとして異国の地に連れてこられ、女中同然の暮らしが始まる。だが、周囲からは仲間のように扱ってもらえるし待遇に文句はなかった。ある日、街に出た時に仕事仲間の女中連中とはぐれてしまい人さらいにあうまさにその時、無口で大柄な皇帝側近の兵士が助けてくれて…?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 官能小説だった…
    ストーリーの軸はしっかりしてるんだけれども
    義姉の態度の変わりようが酷い
    で、結局、あぁ官能小説だったなぁとなる
    その印象が強すぎた

  • 全体の展開的にはまあまあでした。あんなに虐めていた方の、後半の展開の描写がちょっとどうなのかなぁと物足りなく。もう少し話しを広げても良かったと思います。

  • 衝撃発言「俺のおっぱい」
    主役二人の立場を考えると結構シリアス展開なんだが、彼のこの発言だけで笑いがこみ上げる。
    それに対して「わたしの胸なんですが」が言えないヒロイン。
    いや、言っていいから。
    しかも衝撃発言、結構繰り返してくるし。
    まあ、たわわに実っているから言いたくなる気持ちも分かるし、顔を埋めたくなる気持ちも分かるが、彼はもう少し自分の立場を自覚した方がいいと思う。
    彼女の前で自分の立場を明かした時も裸で仁王立ちだから。
    締まるものも締まらないヒーローである。

    シンデレラ的立場のヒロインだし、ヒーローはヒーローで今の立場になるまでが不遇なので、幸せにはなってほしいが、二人の立場が難しいのでなかなか上手くいかず。
    (そんな中でヒーローは「俺のおっぱい」発言をしている……戸惑う気持ちも分かってくれ)
    しかも敵の手引きをしていたのが、その人かい!と大いに驚かされた。
    ただの慇懃無礼な奴ではなかった。
    個人的には予想していなかった人物だったので、あの展開には本当に驚いた。

    家系図やら展開やらが少し複雑なので飲み込むまでに時間がかかったが(特にヒロインの身辺周りが非常に複雑)自分の人生を諦めていたヒロインがやっと自分から望めた場所を手に入れることができて、ほっと一安心。
    よかった。
    個人的にはもう一組のカップルも上手く行ってほしいので、そちらも応援したい。
    主役二人では前例に成り切れなかったので(ヒロインは全くの庶民ではないからなあ)
    もう一組側の馴れ初めと未来の話でまた一冊読みたいなと願望を抱きつつ。

  • 御堂さんぽくない作品。どうらしくないかは読んでのお楽しみで。
    明るい粘着系ヒーローもいいですねw
    面白かったです。

  • 公爵令嬢なのに大事にされてこなかったアデル。周りに迷惑をかけてはいけない。と強く思いすぎているのが悲しい。姉の女中として帝国に来てからは、周りの人に受け入れられているように見えるのに、アデル本人が実感できていないのが更に。そんなアデルのことを大事にしたいと思っているクラウス。秘密がありそうな人だけど、アデルのことを大切に思っているのは間違いなさそうだから、一緒に幸せになれるといいな。と思った。

  • 面白かったけどあらすじでネタバレしすぎ

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

御堂志生(みどう しき) Shiki Mido
岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。
本作は『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のアナザーストーリー? パラレルワールド? みたいなお話。
別のタイミングで恋に落ちるふたりをお楽しみください。

「2020年 『愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

御堂志生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×