あなたの生きた証を探して 遺品整理人がミニチュアで表現する孤独死の現場 (BAMBOO ESSAY SELECTION)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801932395

作品紹介・あらすじ

孤独死の現場に遺された故人の想いを、より多くの人に知ってもらうため、ミニチュアで再現する活動を行う遺品整理人・小島美羽の半生を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 「孤独死現場の清掃中に見知らぬ男が…」遺品整理人が明かす悪徳業者の存在<漫画> | 女子SPA!
    https://joshi-spa.jp/1190771

    部屋にゴキブリが1000匹以上…3000件の現場を見てきた女性遺品整理人が“今もビビる”もの | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/articles/-/56770

    あなたの生きた証を探して 遺品整理人がミニチュアで表現する孤独死の現場|書籍|竹書房 -TAKESHOBO-
    https://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/5121701

  • 以前、『不浄を拭うひと』BUNKASHA COMICS 沖田×華/著(ぶんか社)のシリーズを読んだことがあったが「ミニチュアで表現する」というろころに惹かれて手に取る。平和な日本で孤独死を迎える。悲しいけれど多いだろう。安心して天国に行けるように、遺族の方の心が少しでも軽くなるようにとの願いを込めて仕事をしてくれていることに感謝。孤独死された方が生前かわいがっていたペットの行き先まで探そうとする姿勢にありがたいと思った。
    夫婦二人だから安心ではなくなっている。終活をテーマにした本はたくさんあるし、そのおかげで孤独死を免れることも多いだろうが、現実はシビアだ。
    丁寧な清掃作業に場合によっては葬儀を行ってくれるこの会社もすごいと思ったし、作者がミニチュアで生きた証を残してくれたことがきっと故人の供養にもなるなと思った。離職率が多い業界だと思う。大変な仕事だけれど応援したくなった。
    生と死を切り離して日々を送っているが、自分自身も周りの人もいつどこで亡くなるかはわからない。一日一日大切に過ごすことが大事だと改めて感じた。
    コミックエッセイなので、読みやすい。学生さんにも読んで欲しいと思った。

  • 孤独死というと目を背けたくなる悲惨なイメージを想像してしまう。
    この漫画を読むと誰かに傍で看取られながら逝ける人が一体いくらいるのだろうか、そちらの方が珍しいのではないかという考えが浮かんで怖い印象が無くなっていった。
    現場のミニチュアを見つめていると生前好きだった食べ物や趣味のものなどその人の生活が垣間見えて哀しさよりもその人への興味がわいてきて不思議な気持ちになった。

  • 大変なお仕事だと思うけど、こういう方のおかげで回ってるんだなぁとしみじみ。

  • 最近、遺品整理の書籍やユーチューブなど増えてきたなぁという感しますが、
    主人公の女性が実際にお父上を亡くされたことを踏まえ、
    真摯に向き合おうという情熱が素敵だなと思いました。
    彼女に託したくなります。
    明日も自分の仕事を頑張ろう!と思えました。

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著者プロフィール

幼い頃から無類のうさぎ好き。初代のうさぎ・アフロをお迎えした後、さまざまな態度や仕草で、自分の気持ちを表現してくれるうさぎに魅力を感じ虜になっていく。アフロを11歳10か月で、月に見送った後、現在の相棒・さんたをお迎え。目下の夢は家庭菜園と、さんたとピクニックへ行くこと。

主な作品に『今日も拒まれてます~セックスレスハラスメント嫁日記~』(Vコミ・ぶんか社)、『あなたの生きた証を探して~遺品整理人がミニチュアで表現する孤独死の現場~』(竹書房)、『愛されない私を救ってください~スピリチュアル女子の末路~』(コミックシーモア)などがある。

「2023年 『うさぎ介護の知恵袋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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