人怖 2 人間の深淵なる闇に触れた瞬間

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801933088

作品紹介・あらすじ

世の中のアングラを中心に取材してきたライターの村田らむが、一番恐怖を感じた人間の闇や狂気に触れた瞬間。そんな、「人怖」話を集めた作品の第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 昨年出た第1弾が面白かった、『人怖(ひとこわ)』の続編。

    タイトルのとおり、霊ではなく生身の人間が引き起こす恐怖を集めた怪談集である(ただし、今回はごく一部だけ霊体験ものがある)。

    正編の出がらしのような内容になるのを避けるためか、各界著名人に取材した話も集めている。

    今回も、怖さのクオリティはかなり高い。私はこれを読みかけて寝落ちしたら悪夢を見たほどだ(笑)。

    かなり胸糞な話もあるので、読む人を選ぶ本だ。平山夢明あたりの小説が好きな人なら、面白く読めるだろう。

    今年10月に出たばかりなのに、もう Kindle Unlimitedに入っている。太っ腹だな。

  • 変わらずの下世話さ。
    「はじめに」の『少なくとも半径100メートルくらいは安全で、ことは起こらないはずだ』が怖いもの見たさの的を得ていると思う。

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著者プロフィール

1972年生まれ。名古屋出身。ライター・イラストレーター・漫画家。ホームレス、ゴミ屋敷、青木ヶ原樹海などアンダーグラウンド取材が得意。『樹海考』『人怖』『ホームレス大博覧会』など著書多数

「2022年 『東京の怖い街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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