幼なじみリレイション 1 (バンブーコミックス)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 13
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801955639

感想・レビュー・書評

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  • 表紙やタイトルからは想像できないけど暴力的なシーンが心地よいテンポの良い漫画。いいなぁ!

  • 今、ざっと英和辞典で調べたみたら、リレイション(relation)ってのは関係って意味のようだ
    相変わらず、安西先生の四コマ漫画のヒロインはブッッ飛んでる、キャラが。けど、桁違いの個性も含め、可愛いのだから、そこが凄い。まんがライフMOMOでは割と、『晴れのちシンデレラ』の宮成楽先生や『ゴードーダイナマイツ』の小池定路先生の陰に隠れちゃっている感じはするが、MOMOで連載を持っているだけあって、実際は高い地力の持ち主なのだ
    内容はラブコメ・・・でいいのかな?
    ヒロイン・中原未来は外面菩薩内面鬼女、と言えば伝わると思う
    主人公がヘタレだと、どうにも嫌悪感を持ってしまうのだが、未来に虐げられている絋の姿を見ると、どうにも、「負けるなよ」と励ましたくなってしまう
    外見で苦労しているにも程があるだろう
    ただ、幼なじみにキツく当たりすぎな未来に対し、苛立つかっつーと、そうでもない。彼女なりに、自分の恋心と、親の期待を裏切りたくないって子供らしさの板挟みになって苦しんでるんだから、そこを責めるほど、私も鬼畜じゃない
    素直になるべきタイミングで素直になれない未来の女の子っぽさに、共感を抱けた女性の読み手は多いんじゃないだろうか
    先にも書いた通り、絋は紛れもないヘタレなのだが、決して、卑怯者じゃない。まだなよっちいにしろ、男としての芯は、無駄にガタイの良い体の中に通っているようだ。ちょっとしたキッカケで、自分は大切な人を守れるだけの力がある、って自信を持てれば、男前が上がると思うんだがなぁ
    また、そんな未来と絋だけでなく、他のキャラも個性豊か
    どちらかと言えば、女子キャラの発言権が強い内容なので、強気な美少女が好きな読み手は確実にストライクだろう
    四コマ漫画の質で優劣を付けるなら、さすがに巻数が出ている『お姉ちゃんが来た』の方が勝ってるのだが、この『幼なじみリレイション』も続きを買おうって気になるだけの面白さがあるのでお勧めだ。できりゃ、コラボ漫画、次巻のオマケで描いてくれねぇかな、安西先生
    基本的には、ほぼ一方的なラブコメなのだが、ちょっとしたシリアスさも漂っているトコも高評価だ
    未来の母親は、娘に絋と関わり合いを持つな、と言っているのだが、これは絋当人を毛嫌いしているっつーより、親との確執を引き摺ってる感じがするな。ホント、親の都合と対人関係に子供を巻き込まないでほしいもんだぜ
    お勧めの回は、男にとっても、女の子にとっても憧れたるお姫様だっこをストーリーの中心にした、RELATION:12だ。絋は決して悪くない。悪くはないんだが、もうちょい、デリカシーってもんを身に備えるべきだな。せめて、思ったことをすぐに口に出さないようにw
    この台詞を引用に選んだのは、説得力があるな、と思ったので。騙し騙されが恋の駆け引きってのは、ちょい汚れた意見かもしれないが、本性丸出しの女性に胸がトキめくかっつたらNOだわ。綾乃ちゃんには、ピュアなままでいて欲しいもんだ。次巻、綾乃ちゃんの恋物語、描かれないかなぁ。同級生より、いっそ、10は上の青年にホの字になった綾乃ちゃんの頑張りに、絋らが右往左往したら面白ぇわ

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