スイートハート・トリガー 2 (バンブーコミックス moment)

著者 : ニャンニャ

• 竹書房 (2020年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

「アイツと居るためには
自己嫌悪という対価を
払わなきゃならないんだ」

同棲を始めた、根暗なゲイのコールとパーフェクトな男・アレックス。
コールは自分と余りに正反対な相手（アレックス）との関係に
居心地の悪さを感じながらも、セックスに溺れることで
そんな思いに蓋をして過ごしていた。
ある日、アレックスの友人・ブラッドと意気投合したコール。
趣味もフィーリングも合うブラッドと居ると、
自分が今までになくリラックスしていることに気づかされる。
時同じくして、アレックスが一ヶ月間家を空けることに。
コールは、家を探していると言うブラッドに
「うちに泊まれば」と誘ってしまい…！？

描き下ろし6ページ収録！

感想・レビュー・書評

[浜柳さんの感想 · 2020年12月7日]

浮気がバレてやばいことになるのかと思いきやあまり揉めずにハッピーに落ち着いてよかった。ほっとした。
浮気相手もかなり美形で性格もよく、当て馬にしとくのはもったいないくらいだったけど、空港で再会した時やっぱアレックス格好良いなと私も思った(笑)

[Kさんの感想 · 2020年10月15日]

▼あらすじ
同棲を始めた、根暗なゲイのコールとパーフェクトな男・アレックス。
コールは自分と余りに正反対な相手(アレックス)との関係に
居心地の悪さを感じながらも、セックスに溺れることで
そんな思いに蓋をして過ごしていた。
ある日、アレックスの友人・ブラッドと意気投合したコール。趣味もフィーリングも合うブラッドと居ると、自分が今までになくリラックスしていることに気づかされる。
時同じくして、アレックスが一ヶ月間家を空けることに。コールは、家を探していると言うブラッドに「うちに泊まれば」と誘ってしまい…!?

＊＊＊

ストーリーの完全度：高い
トーン：せつない・コミカル
エロ度：やや高い
萌え度：高い
総合評価：★4.5

まさか2巻が出るとは。それだけ1巻の評判が良かったって事なんでしょうね。
1巻を読んだ時の私の感想は「面白かったけど勢いで押し切った感のあるストーリーで分かりづらい点がやや目立つ」といったものだったのですが、今回はわかりづらさの方は格段に改善されていたように感じます。

新たに登場したブラッドというキャラクターについては個人的にはかなりお気に入りです。アレックスみたいなワイルドさは無いけど王子様みたいでちょっと素敵でしたし、メンヘラの扱いに慣れてて面倒見良さそうな感じが良かったな。
特に吐きたくても自分じゃ吐けないコールの口に指突っ込んで嘔吐させるシーンはドキッとしました。

浮気する展開はちょっぴり複雑だったんですが、正直、アレックス×コールよりブラッド×コールの方が萌えるかも…と一瞬思ってしまったので、どうせなら最後までヤってほしかったような気持ちも無きにしもあらず…(笑)

因みにエロシーンについては1巻に引き続き今回もそこそこ多めです。何だかんだでコールとアレックスは会うとセックス ばっかりしているのでもうちょっと普通に過ごせないのかと思っちゃいますね(笑)
でも、 トイレでヤるシーンは結構好きでした。ブラッドに傾きかけていたコールがアレックスと再会した途端にコロッと落ちてしまうの、実にコールらしくて良かったです。アレックスと別れるなんて出来る訳ないですよね(笑)

アレックスってコールのどこに惹かれたのか今でもイマイチ良く分からないんですが、恋人が浮気していた事を知った彼の反応や行動を見るにコールの事は本気なんですよね。(ブラッドと殴り合いの喧嘩してたし…)
趣味は合わないし性格も正反対だけど、何だかんだでお似合いのカップルなので末永く幸せに暮らしてほしいですね。
願わくば可哀想な当て馬キャラのブラッドにも幸せが訪れますように！(笑)

[あんコさんの感想 · 2020年4月25日]

ゲイの大学生・コールと
アレックス(ノンケ)がお付き合いから同棲へ。
自虐的なコールはアレックスが完璧すぎて内心モヤモヤ。
しかし体の相性が良すぎて幸せ(笑)
アレックスがゲームの仕事で1ヶ月家を空け、
その間アルバイトを始めたコールは
社内でアレックスの友達・ブラッドと一緒になり…
距離が近づく。

ブラッドとなら何も悩まなく
安心してお付き合いできるんだけどね～
でも一瞬でアレックスに引き戻されるんだもん。
それにコールが想う以上にアレックスに愛されてるよ、
この2人はこのまんまでいいんでないの？(´ー｀*)ｳﾝｳﾝ

[ちびねこさんの感想 · 2020年4月16日]

１巻はあまりにもジェットコースター並みのいきおいだったので置いてきぼり感があったのですが、
こちらは受けも攻めも普通の恋人同士みたいになってて、受けが当て馬との間をぐるぐるする心理描写などとてもよく描けていた。攻めも当て馬もとても魅力的でスマートだし。
攻めが急な費用捻出のためゲームキャラのモデルをしにサンフランシスコへしばしの遠距離に。そこへ攻めの親友が受けの部屋に居候することになり、優しい上に趣味も似ている当て馬となんだか妖しい感じに…。なんともあの攻めに(自分にだっけ？)銃口向けた受けがモテ期(笑)いちゃエロが多くて大変満足でした。