旅客機の運命 (日本を去った旅客機たちを追う)

  • イカロス出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802204729

感想・レビュー・書評

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  • 日本の空を飛んでいた旅客機の退役後を追った写真集。
    機体にはそれぞれ登録番号が付けられており、それを手掛かりに、その機体の歴史、辿った運命を知ることができる。
    日本の旅客機の運用年数はだいたい15~20年くらいで、その後は、他の航空会社へ転売されるもの、貨物機として再利用されるもの、放置、廃棄されるもの、部品取り用として活用されるもの、再登板のために待機するもの等、その後の運命は様々だ。1つの機体の歴史も人間の歴史と同じだ。
    再利用されることなく解体された機体を見ると、切断されたトンボのようで何となく悲しくなってしまう。
    こういう視点の本はとても良いと思う。この本で自分が乗った機体、撮影した機体(4機ありました)のその後を知ることができた。
    著者の飛行機愛が感じられる本で、とても面白かった。

  • こんな世界もあるんだなーと
    よく使う交通手段なのに、ほどんと何も知らなかった。
    これから飛行機乗る時に少し意識がかわるかも

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著者プロフィール

航空写真家。1972年東京生まれ。世界中で旅客機を撮影。世界で最も多くの航空会社に搭乗したというギネス記録保持者でもある。

「2019年 『新 飛行機100点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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