恋だけ見つからない (Linda BOOKS!)

著者 :
  • アース・スターエンターテイメント
3.50
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本棚登録 : 132
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803003833

作品紹介・あらすじ

転職?婚活?これからに悩む、内山彩30歳。"いい子"から抜け出せない!平岡涼子27歳。無欲が一番のいまどき女子、福田里奈21歳。結婚しても悩みは尽きないキャリア女子、長沼薫35歳。人生を楽しみたい自由人、矢野恵美子31歳。結婚に逃げたい働く女子、小暮美穂33歳。彼女たちはこの超恋愛氷河期を生き残れるか?恋に仕事に将来に。これからを探しているあなたに勇気を贈る6つのストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 女性の人生における悩みを描いた短編集です。

    各ストーリーでその話の主人公自身が抱える悩みと向き合っていくのですが、自分の人生を考え、選択する時ってどうしても時間がかかることが多いし、エネルギーが必要になる気がします。気持ちがぐるぐるして沼にハマっていく感じとか、すごく想像しやすかったです。

    またそれぞれ、突飛な悩みではなく、ああ〜誰でもこの悩みを抱えることになる可能性はいくらでもあるよな〜と思うほど、身近に感じられるものでした。

    ライトに読めて、後味もスッキリ。さらっと読みたい人にはおすすめします。

    私は全ての話が割と綺麗に終わる感じだったので少しだけ物足りなく感じちゃったかなって思います。

  • 私が悩んだことがあることだったり、これから悩むであろうことに対してヒロインが悩み踠いて未来を生きようとする。話さずに分かり合えたらそりゃ最高にクールなんだけど、それは恋愛ドラマの幻想で、現実はそんなことはない。パートナーとは所詮他人だから話さなきゃ分かり合えないことの方が多い。自分の心の深くひたまっているものを話すのって怖いからなかなか話せずにここまできている。ヒロインがみんな明るくてかわいい、わたしも前を向いて生きたいな。

  • この人とか唯川恵の書くものとか、読んだそばから内容を忘れてしまう…でもかるーく読めて、共感できて、私にとっては必要なジャンルの本です。

    唯川さんはさすがにちょっと古いかな…と思う点があるけど、現代女子の職業モノとして読んでもおもしろかった。
    登場人物がどこかでリンクしている連作短編集だけれど、この子誰だったっけ、と思い出せないことがしばしば^ ^; 女性のリアルな描写に比べて男性がいまいちかなーと思います。いかにも想像で描いてます、的な。などと意地悪な感想になってしまいましたが、20代~30代女性にはおすすめ。

  • なんでも持ってて眩しく見える人でも
    実はそれぞれ悩みを持ってて、
    生き方に正しい答えはないんやと教えてくれます

  • 悩んでも仕方がないことなんだけど、悩むよね。

  • 「探し物は恋なんです」を読んで良かったので、こちらも読んでみることに。

    女の幸せってなんなんだろう。
    私、結婚できるのかな。
    いつまで働けばいいんだろう。
    などなど。

    女なら一度は悩んじゃうこと、ありますよね。

    でもこの本を読んだら、明日からも頑張ろうって思えました。
    恋愛や仕事やこれからの人生にちょっとでも悩んでる女性がいたら、ぜひ読んでみてほしいです。

  • いろんな女の人の転機を描いた作品で、他人ごとではない一冊。
    このまま会社にいていいのだろうか。結婚は?子どもは?
    いろんなことに周りからせっつかれて、でもその問題にどうすればいいのかわからない女たち。
    悩むけれど、一人では解決できないからこその話し合いは必要だけれど、頭が痛くなってもがいてもがいてだけど彼氏はどうするのか、どう思っているのか。難しいです。

  • 今を生きる6人の女性のストーリー。

    仕事に燃えたり、婚活に励んだり、自由に生きたり、旦那との関係に悩んだり…女性の悩みは尽きない。


    それぞれが主役の短編集ですが、全員何かしら関係してるので、すべてがつながっています。

    同じ場面を違う視点から見ることができたりして、楽しめます。

    自分を重ねて見てしまったりして、一緒に悩んじゃったりもしますが、共感ポイントが多いので読みやすかったです。

    ただ、文章の表現に間違いが多く、それが残念でした。

  • 年頃の女性なら読むべし!

    女子の世界は深いですね

  • 前作、「探し物は恋なんです」から読み継ぎ、あっという間に完読。
    面白かったし、やはり共感できるのか物語がスイスイ入ってくるから読んでて苦にならない。

    短編集だけど、キャラクターたちがそれぞれどこかで繋がっているからその関係を見るのも面白い。

    ぜひシリーズ化を(*^^*)

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著者プロフィール

小説家・脚本家。早稲田大学卒業。雑誌編集者を経た後、脚本家に転身しテレビドラマなど数多くの映像作品を手掛ける。

「2017年 『探し物は恋なんです』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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