脇役艦長の異世界航海記 ~エンヴィランの海賊騎士~ 3 (アース・スターノベル)

著者 :
  • アース・スター エンターテイメント
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803013474

作品紹介・あらすじ

脇役艦長の異世界航海記 最新第3巻!!

感想・レビュー・書評

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  •  大団円を迎える3巻である。ネット連載分を綺麗に消化してのシリーズ完結となっている。
     艦長帰還後のパラーニャ王国の様子が描かれた「最高の名脇役」の加筆も含めて、実に綺麗に物語は終止符が打たれている。

     この巻ではバフニスク連邦勢力との対決が本格的に描かれているが、13章「艦長の覚悟」における一騎打ちは、シリーズでも特筆すべきエピソードだろう。
     敵艦艦長たるベルゲノフ艦長と人工知能のサーシャの関係性は読者に特にエモーショナルな印象を植え付けるものがあって、エピソードのハードボイルドさは雷帝との対決に並ぶもの。
     彼女の最後の振る舞いにはやはり感じる部分が多いと今回読んで改めて感じたところだ。

     物語としてのスマートさと、エピソードのエモーショナルさが両立した魅力的な作品だった。
     今巻の印象、シリーズ全体を通しての感想両面で星五つに評価したい。楽しい読書をさせていただいた。ありがたいことである。

  • 惜しい作が終わってしもた。
    打ち切られてしもたんやろな。

    • clamamusさん
      ネット連載の方でもこの終わり方ですので、打ち切りではなく漂月さんが意図されているとおりの完結だと思いますよ。
      ネット連載の方でもこの終わり方ですので、打ち切りではなく漂月さんが意図されているとおりの完結だと思いますよ。
      2019/11/15
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著者プロフィール

「小説家になろう」出身。既刊は『人狼への転生、魔王の副官』(アース・スター刊)

「2018年 『異世界クイーンメーカー ~わがままプリンセスとの授業日誌~ 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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