悪役姫は今日も迷宮に潜る (アース・スター ルナ)

著者 : くずもち

• アース・スター エンターテイメント (2023年4月3日発売)

作品紹介・あらすじ

転生ラスボス王女のゴージャスでエレガントなダンジョン攻略&レベル上げ！

ハミング王国第一王女のミリアリア（9歳）は雷に打たれたことがきっかけで、自分が恋愛ＲＰＧ「光姫のコンチェルト」の悪役＆ラスボスであることに気づく。
このままではどのルートに入っても待っているのは破滅のみ！
破滅を避けるためにミリアリアは、ゲーム知識を駆使してどんどん自らを強化することに。
さっそく隠しダンジョンに潜り、裏技マラソンでレベル上げしたり、侍女を驚愕させたり、希少アイテムを売り払ったり、オリジナルの技や装備を開拓したり、たまには脳内記憶をたよりに料理を作ったりしながら最強を目指していく。

そして今日も王城地下の隠しダンジョンに、悪役姫の叫び声がこだまする……
カチカクですわ～～～！！！

感想・レビュー・書評

[Nさんの感想 · 2023年5月18日]

面白かった。一風変わった悪役令嬢モノだった。まあ作者くずもちさんだしｗ悪役令嬢モノ書くとは思わなかったなぁ。
攻略対象達とのカラミが面白かった。んでヤキトリ王子の末路がワロタ。しかし妹の好感度がわからない。もしかして続き出るのかな？それだったら嬉しいけれど。そして母親の勘違いが面白かった。なるほど、そういう考えも出来るのかーとは思うが、多分女王とかなりたくないだけだと思うｗ贅沢を言えば闇の精霊とゴールドレオとの３人でのカラミをもっと読みたかった。エピローグはミリアリアだけのやらかしだったからねｗでもまあこの値段でこの分厚さ。文句は言えないなぁｗ続編希望！諸国漫遊の珍道中で！

著者プロフィール

2012年よりWeb上で「八百万ってたくさんって意味らしい」の連載を始める。一躍人気作となりアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」特別賞を受賞。2013年2月、改稿・改題を経て「俺と蛙さんの異世界放浪記」で出版デビュー。

「2019年 『新・俺と蛙さんの異世界放浪記６』 で使われていた紹介文から引用しています。」