デール・カーネギーに学ぶ聞き方入門: 人生が好転する7つのスキル

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  • 大和出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804715360

感想・レビュー・書評

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  • 悩みを抱えているので、読んでいます。こういった本をとる人は、人間関係に悩んで手に取ったりするんだと思うんですけど、文章の書き方が優しくて、悩むのはあなたの性格が悪いわけじゃないですよーという感じで癒してくれる。

    ・聞き上手になるメリット
    他人を動かす力が強い。
    人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。自ら動きたくなる気持ちを起こさせること。
    相手に動いてほしい時には、自分の立場は横に置き、まず相手が気持よく動いてくれるように、相手のニーズに応じた行動をとり、ニーズを満たしてやる。
    相手のニーズとは? →他人に認められること。
    相手に誠実な関心を寄せ、相手に重要感を与える好意的な質問をする。
    ⇒人は自分に対し悪意でない関心をもつ相手方に対しては、好意をもちかえす。

    ・コップの理論
    水が入っているコップに新しい水を入れようと思ったら、先に入っている水を出す。
    =相手に話を聞いてもらいたければ、まず相手が話したいことを全部聞いてから。
    聴くという行為の意味「あなたの考えや行動、信念が私には大切」

    ・説得力を増すための聞くポイント
    ①過去の話を聞く 相手がどんな人か知れる
    ②現在 相手の置かれている状態を把握する
    ③将来 相手がどうしたいのか、現在とのギャップを把握。問題を類推。
    ④問題対策 「これまでの話から、こういう問題を抱えてるようですが、それに対して、どう対処するつもりですか?」
    →心配事が理解できるので、協力を申し出る。

    ・良い家族関係のための4Aの法則
    ①Accept 相手の話を聴く
    ②Adapt 前向きに対応。相手の提言を肯定的に受け止め、それを評価しながら、創造的なものにしていく
    ③Admire 賞賛、感心、敬服
    ④Appreciate 感謝 相手のおかげで今がある。ありがとう。気持ちを言葉にもする。

    ・うなずき、相槌、驚きの表情

    ・相手が興味を抱く話材
    ①伝えたいことを実例
    ②こうしてもらいたいという要点を述べる
    ③言う通りにしてもらえば、どんな利益があるか、その理由を述べる
     

  • 個人的には読んで良かった。
    でもあまり人にはオススメしない内容かな。

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著者プロフィール

田中真澄(たなかますみ)
1936(昭和11)年福岡県生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒業。日本経済新聞社、日経マグロウヒル社(現日経BP社)を経て、1979(昭和54)年独立、ヒューマンスキル研究所設立。以来、今日まで、社会教育家として講演、執筆を通じて多くの人たちにやる気を起こさせ、生きる勇気と感動を与えている。著書98冊、講演回数は7,000回を優に超える。86歳の今も現役モチベーショナル・スピーカーとして東奔西走中。

「2022年 『終身現役で生き抜くための条件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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