- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804762432
作品紹介・あらすじ
不安や心配を元から絶つ!-あなたが必ず変わる画期的な方法。
感想・レビュー・書評
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上手く行かない事例と、こう対策をとったけど失敗した、~する必要がある(方法はまだ書かれていない)を繰り返すという文章が大半を占めていてげんなり…
肝心のワーク部分もすぐ終わり、ワークをして色んな事が上手く行きましためでたしで終わってしまいました。
既読の似た書籍ではアダルトチャイルド、メンタルブロックを扱った書籍のほうが分かりやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんで心配で不安になるのか、仕組みはよーくわかります。読んでいて、『あぁ~、よくあるよね。』って思うことが細く書かれています。ただ、解決策がどうもしっくりこなかった…。
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最初は奥さんが借りてきた本で、子供の為になると言うので読み始めました。
自分の行動、思考のブレーキとなっている心配と不安をどうやったら取り除けるかが主眼の本。
特に不安が大きく動き出しが遅い人、神経質、不安症の人、感受性の高い人は効果が大きいと思いますが、誰でも漠然とした不安というものはあるので、皆少しは効果があると思います。
難しい言葉で言うと交流分析に基づいた「再決断療法」が理解出来る本です。
著者は生きる上でどうしてもつきまとう「不安」は自分を縛るインナーメッセージによる物だと断じています。
交流分析という心理学を活用して自分を縛る「内面の思い込み=インナーメッセージ=自分の精神を守る為に幼児期の自分が決定した自分に課した起きてから」を取り除く方法を紹介しています。
「過去の自分(インナーメッセージ)」と向き合う手法がかなり具体的でわかりやすい。
本の半分くらいまでは具体的なストーリーなので少し退屈かもしれないですが、後半の具体的な分析とそれに伴う解決方法は呆気無いほど簡単です。
①6つのインナーメッセージの中でピンとくるものを選ぶ→よくわからない場合は1つ1つのインナーメッセージの具体的な複数のあるあるの中でピンとくるものを選ぶ、
②何故そうなったのか原体験を思い出す。
代表的なインナーメッセージの決断原初場面を参考に記憶の中から探し出す。
③その場面で感じた気持ちを思い出す。
③その時の自分が望んでいたメッセージを明らかにして、過去の自分が本当に欲していた事。許しのメッセージを与える。
自分を縛るインナーメッセージを簡単かつ分かりやすい方法で拭い去る方法が取られています。
私は主人公に多少は近い感覚があったので為になりました。
仕事が進まない原因は自分の不安から来る「動けないあるある」で占められているからです。「動けないあるある」にはそのときどういう心理だから動けないのかまで克明に描写されています。
「もっと早く出会っていれば系」の本です。
人によっては「一生ものの一冊」でかも知れません。 -
動けないモデルケースの人物の話をもとに、
なぜ動けないのか→その原因となる出来事は→どう解消する
について、話が展開される。
問題解決はあくまで、「動けない」の部分を解消し「動ける」にするため、
動けるようになったあとは別。 -
ふと手に取った本だが、僕にとっては共感できるところが多くあった。
話は、行動するのにエネルギーを使う父と、父と同じような悩みをもつ子供で展開していく。
父の悩みや、対処行動は僕もやったことがあり、それでも解決方法がわからないっていうところが、非常に共感できた。
あれこれ考えることを改善する方法は最後の方に少し(全体の1/5程度かも)書かれているだけだが、それまでのあれこれ試したという前半部分が後半の説得力を上げている気がする。
改善方法は、認知行動療法の自動思考記録表に近いのかなと感じた。
幼少時代の親の接し方が大人になっても影響が出てくると述べられているので、これから子育てする人たちにも読んでもらいたい本。子育てで気を付けた方が良いところが理解できると思う -
問題解決術というタイトルはついているが、
不安を根本から取り除くためのテクニックという感じ。
タイトルから勝手に、
「考え過ぎて動けない時にどのように抜け出すか」というものかと思って買ったが、
少しイメージと違って、
「そもそも不安を感じないよう、不安のもとを取り除く」方法が書かれている。
思ったより本質的とも言える。
不安に思っている時は、
根拠のない悪いことをイメージし(思い込み)、
それを思い込んでいるという。
その思い込みを外せばよく、
それは原体験というか、
その思い込みに至った幼少期の感覚を塗り替える。
以上がこの本の論旨だと理解した。
同じものをみても不安に思う人とそうでない人とがいる。
受け止め方が違えばその後の感情も異なることまでは理解できた。
あとは自分なりにこの本の要素を再整理して考え直してみたいと思う。