- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784805208878
作品紹介・あらすじ
代替医療大国アメリカにおいて、代替医療がいかにして現在の地位を築き、それによって本来助かるべき人々がいかに苦しめられてきたか? メディアと政治と産業が一体となって進められてきた「もう一つの医療産業」の実態を描く。
感想・レビュー・書評
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サイモン シンの「代替医療のトリック」を読んでクラクラしたから、此方も読んでみよう、、、
地人書館のPR
なぜアメリカにおいて、これほどまでに代替医療が社会に受け入れられるようになったのか?そして、それによっていかに人々の健康が脅かされてきたか。メディアと政治と産業が一体となって進められてきた「もう一つの医療産業」の実態を描く。
「ペテン師たちの興味深い歴史と、サプリメントがどのようにして規制を逃れてきたかについての批判的な年代記。消費者がインチキ医療と効果のある治療を見分けるのに役立つ、勇敢なまでに感傷を排し、忠実なリサーチに基づいたガイドブック」(パブリッシャーズウイークリー)
「オフィットは自分のメッセージを活き活きと伝える素晴らしいストーリーテラーだ。どの章も読む者の興味を捉えて離さない」(スケプティカル・インクワイヤラー)
http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN978-4-8052-0887-8.htm詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワクチンと感染症の専門家による近現代の医療史と代替医療の実際の効果や副作用、それらが何故受け入れられるのか、プラセボ反応の強力な効果についても。
代替医療側の研究不足、子供に対する愛情を盾に取る手法への反発、最後のエピローグのアフリカの呪術者の話は示唆的。
否定にしろ肯定にしろ、効果の有無やその理由などの研究が進むのを期待する。良書。 -
サプリメントなど代替医療のまやかしの歴史が書かれている。これまでに多くのインチキ医化学者が効果があるとしていろんな薬を作り出してきた。マスコミがそれを持ち上げ世間に広がり、プラシボー効果しかないものが、途方もなく高い値段で売られてきた。
科学的な知識の教育を受けている現代でもまだまだ代替療法が広く受け入られている。人間は生命危機に際して藁にでもすがりつきたいという気持ちになるためだろう。 -
リバタリアンとトンデモ医療 の方が、おすすめです。
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★★★
今月6冊目。
まあ、ワクチン否定派、肯定派もある通り、物の見方、書き方で随分変わる。
この本は完璧な医学なやつ。とことん代替医療をぶった切る。
鍼もカイロもプラセボか、、 -
ふむ
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アメリカで猛威をふるう各種代替医療とかインチキサプリメントを描く
自閉症水銀原因説
慢性ライム病
ビタミン過剰摂取
各種終末期がん治療など
あまり日本と被るものはないが、ワクチン反対勢力は共通 -
ま、やっぱり、そうだよねって感じ。弱ってると色んな物に騙されちゃうから、気を付けないと。
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代替医療がなぜこれ程までに患者を集め続けているのか。ネットでは代替医療情報が溢れて、藁にもすがる思いの人達はそこから離れられなくなる。