仏教説話画の構造と機能: 彼岸と此岸のイコノロジー

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  • 中央公論美術出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805504321

作品紹介・あらすじ

人は死の問題に無関心ではいられない。言うまでもなく、それは人は必ず死すべき運命の者であるからにほかならない。しかも、死は普遍的な生理学上の問題であるばかりではなく、時代や地域によって関心の在り方が相違する文化的な問題でもあるに違いない。本書は、わが国古代中世期を生きた人々がいかにこの問いに思いを巡らしたか-他者の死を哀しみ悼み、また、自己の死を畏れつつも受容したのか-を考察する。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、帝塚山学院大学文学部専任講師、奈良女子大学文学部教授を経て、現在、京都市立芸術大学客員研究員。1991年国華賞受賞。著書に「仏教説話画の構造と機能ー此岸と彼岸のイコロジーー」(中央公論美術出版、2003年)、「国宝 六道絵」(共編著、中央公論美術出版、2007年)、「地獄めぐり」(講談社、2019年)ほか。

「2021年 『仏教説話画論集 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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