仏教と造形 ー信仰から考える美術史ー

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  • 中央公論美術出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805508985

作品紹介・あらすじ

本書は、仏教美術はじめとする作品を製作された「場」までを考察の対象として(1)仏身観と表象、(2)死後世界における祈願と造形の機能、(3)古代日本における現世観と造形の役割、という三点の関心に応じて論を三部で構成し、人間の宗教的営為の中で果たす造形の役割を明らかにすること、造形という具体的な素材を通し、その背後にある人間精神を問い直そうとしている。

著者プロフィール

1960年青森県に生まれる。1986年東北大学大学院文学研究科博士課程後期退学。東京国立文化財研究所主任研究官を経て、現在、東北大学文学研究科教授。主な編著書に『日本の仏像 飛鳥・白鳳・天平の祈りと美』(中公新書、2006年)、『仏像―祈りと風景―』(敬文舎、2014年)、『平泉の文化史3 中尊寺の仏教美術』(吉川弘文館 2021年)など、主な論文に「清凉寺釈迦如来像の胎内に見る信仰世界」(『アジア仏教美術論集 東アジアIII(5代・北宋・遼・西夏)』中央公論美術出版、2021年)などがある。

「2021年 『神像彫刻重要資料集成1 東日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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