デジタル・ビスケット 1980ー2000―荻原裕幸歌集

著者 :
  • 沖積舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806010937

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  • #荻原裕幸 #短歌 コカコーラのみほす時のわが咽喉大河流るるごとき動きか #返歌 炭酸水飲みすぎ注意いえんがね二十歳以来の痛み覚えて

  • 我が人生で2冊目の歌集。「甘藍派宣言」から読み始める。一首一首にひかれ過ぎて胸が痛くなる。私は歌人と同い年と知ってどこか納得。

  • 第一歌集『青年霊歌』 第二歌集『甘藍派宣言』 
    第三歌集『あるまじろん』 第四歌集『世紀末くん!』
    に加えて未刊歌集『永遠青天症』を収録した歌集である。

    今現在進行形で進んでいる催し【題詠マラソン2004】に投稿される荻原裕幸氏の短歌とこれらとは 少し作風が違うように私には思える。
    この歌集に通底するのもは 「孤独」とか「淋しさ」というものだと思うのだが 投稿作品には それに包み込むような何かが加えられているように思える。短歌素人の私ですら「嗚呼!」とため息を漏らしてしまうのである。

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著者プロフィール

1962年生まれ。名古屋市在住。愛知県立大学卒。90年代のはじめ、朝日新聞に掲載された歌論の反響をきっかけに、ニューウェーブと呼ばれる。第30回短歌研究新人賞受賞。名古屋市芸術奨励賞受賞。第11回中日短歌大賞受賞。歌集出版企画「歌葉」プロデュース、総合誌「短歌ヴァーサス」責任編集、等、フリーな立場を活かした活動を続けている。歌集に『青年霊歌』『甘藍派宣言』『あるまじろん』『世紀末くん!』『永遠青天症』『リリカル・アンドロイド』がある。「東桜歌会」主宰。同人誌「短歌ホリック」発行人。

「2022年 『永遠よりも少し短い日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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