恐怖はこうして作られる (中経の文庫 ふ 6-1)

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  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806132530

作品紹介・あらすじ

近年海外でも高い評価を受け、脚光を浴びているJホラー。なぜ日本人が作るホラー映画は怖いのか、といった疑問から、製作現場での裏話、普通の映画とホラー映画の楽しみ方の違いなどをホラー映画の脚本家が一挙公開。

感想・レビュー・書評

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  • 恐怖のつくりかたというより藤ダリオの経験談集の印象が強かった。社会が経済的に苦しい時にホラー映画が流行するわけは低予算で作れるから、脚本家が最も恐れるものは霊的なものではなく突然の映画制作の中止、落語『もう半分』を下敷きにした2種類の構成方法(1つは語り部を置いたもの、2つは登場人物そのものに重きを置いたもの)が面白かった。

  •  うむ。意外と怖くないというか……。うん。と思ってたんだけど、巻末おまけの演出のところが楽しい。こういう工夫を凝らすのが脚本家なのか。

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著者プロフィール

札幌出身。映画やテレビアニメのシナリオライターを経て『出口なし』(角川ホラー文庫)で作家デビュー。主な著書に『山手線デス・サーキット』『同葬会』(共に角川ホラー文庫)、児童書には「絶体絶命ゲーム」のほか、「あやかし探偵団 事件ファイル」シリーズ(くもん出版)、「九死一生ゲーム」シリーズ(集英社みらい文庫)などがある。

「2023年 『絶体絶命ゲーム13 負けたら地獄の学年対抗戦!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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