英語のおかげ (中経の文庫 い 7-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806134558

感想・レビュー・書評

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  • 本当に最低限の単語の羅列だけでも、コミュニケーションが取れる、ということを仕事上での経験をたくさんまじえて紹介している。まだリスニングに自信のない私にも、とりあえずやってみ?って自信をくれた一冊。

    「英語力のあるなし」よりも、「興味のあるなし」「好奇心のあるなし」「知識のあるなし」がリスニングを左右するというのはまさに同感。これは外国語を使う人なら誰でも起こる現象だそうで、聞こえたり、聞こえなかったりするものなのです。ここが日本の英語教育で必要なところじゃないですかね。
    ずばり、私が英語に初めて興味を持てたのは22歳、大学院生になったとき。12歳から学校で習い始めて10年後。大学を卒業し、ほとんどのみんなが就職して英語から完全に離れていくタイミング。おそっ!

    そして、「ある程度の英語能力は、日本語が使えない英語漬けの生活の中で確かに育つもの」であること。旅行でもなんでも、形は何であれ、こういう環境に少しでも身を置くことは、絶対に必要だと思います。
    私の場合は野球好きなので、アメリカへ“留学”するとう形を取りましたが、日本にいながら外国人とコミュニケーション取れる場所や方法についてもいくつか紹介されている。

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著者プロフィール

自ら取材、撮影をもとに書いたイギリスのエッセイの他、住宅論、日英文化論、恋愛など多岐にわたる。 住宅ノンフィクションでは、東京都下にイギリスで見たコテージ風の家を建てた「戸建て願望」(新潮文庫)。 「老朽マンションの奇跡」(新潮文庫)、「よみがえれ!老朽家屋」(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『いつか一人になるための家の持ち方 住まい方 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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