一冊でわかる 理系なら知っておきたい 数学の基本ノート[線形代数編]

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  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806136439

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    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00511625

  • 線形代数についてひと通り入門に必要な内容を丁寧に説明している本。語り口調で書かれているので読みやすい。ただ。内容はこれだけでは不十分だし演習不足になるのでこの本がおわったあとは次のレベルの本に進むと良いと思う。自分の経験としては大学にはいった年の5月におわらして次にキャンパスゼミ線形代数→キャンパスゼミ演習線形代数と進んだ。

  • 同シリーズの『微分積分編』に引き続き、線形代数の復習用として使用。この本も驚くほど分かり易い。前半1/3までは、高校数学の復習レベル。ここでつまずくようであれば、高校の教科書(ベクトル・行列)をやり直す必要があるだろう。

    基本的に2×2型、3×3型行列を用いた解説が中心なので、イメージがわきやすい。一応、ジョルダン標準形まで説明されている。ただ、本書だけでは抽象数学を扱う段になると限界があるので、いずれ、しっかりとした教科書を読む必要が出てきそうだ。

  • 大学教養レベルの行列・線形代数の入門書。若干分量が多く感じるものの、基礎の復習に多くページを割いてあったり、1ページあたりの情報量が少なかったりと、厚さの割に取り組むのに時間はかからないと思う。練習問題が多いので、読むだけではなく自分で手を動かして計算していくと自然に線形代数が身につく本だと思う。線形代数を初めて学ぶ人や復習したいと思っている人には最適。

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著者プロフィール

茨城キリスト教大学 准教授。代々木ゼミナール数学科講師(衛星放送授業,教員研修,代ゼミTVネットを担当),駿台予備学校数学科講師,複数の大学の非常勤講師を経て現職。
東京理科大学大学院理学研究科科学教育専攻博士後期課程単位取得満期退学。数学教育学会会員,日本数学教育学会会員,日本保育者養成教育学会会員。専門は数学教育学(教材開発論,統計教育)。
著書に『佐々木隆宏の数学Ⅰ「データの分析」が面白いほどわかる本』『流れるようにわかる統計学』(いずれもKADOKAWA)、『体系数学Ⅰ・A』『体系数学Ⅱ・B』(いずれも教学社)など多数。

「2021年 『データの分析と統計的な推測が1冊でしっかりわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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