- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806136439
感想・レビュー・書評
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線形代数についてひと通り入門に必要な内容を丁寧に説明している本。語り口調で書かれているので読みやすい。ただ。内容はこれだけでは不十分だし演習不足になるのでこの本がおわったあとは次のレベルの本に進むと良いと思う。自分の経験としては大学にはいった年の5月におわらして次にキャンパスゼミ線形代数→キャンパスゼミ演習線形代数と進んだ。
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同シリーズの『微分積分編』に引き続き、線形代数の復習用として使用。この本も驚くほど分かり易い。前半1/3までは、高校数学の復習レベル。ここでつまずくようであれば、高校の教科書(ベクトル・行列)をやり直す必要があるだろう。
基本的に2×2型、3×3型行列を用いた解説が中心なので、イメージがわきやすい。一応、ジョルダン標準形まで説明されている。ただ、本書だけでは抽象数学を扱う段になると限界があるので、いずれ、しっかりとした教科書を読む必要が出てきそうだ。 -
大学教養レベルの行列・線形代数の入門書。若干分量が多く感じるものの、基礎の復習に多くページを割いてあったり、1ページあたりの情報量が少なかったりと、厚さの割に取り組むのに時間はかからないと思う。練習問題が多いので、読むだけではなく自分で手を動かして計算していくと自然に線形代数が身につく本だと思う。線形代数を初めて学ぶ人や復習したいと思っている人には最適。