- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806140887
作品紹介・あらすじ
本書のテーマ、「論理的な考え方」は、「論理思考」や「ロジカルシンキング」などとも呼ばれます。ちょっと難しそうに聞こえますか?でも、大丈夫。要するに、「誰にでも納得できるかたちで、筋道を立てて考えること」です。これからみなさんに、その考え方を身につける方法を、一からわかりやすく話します。
感想・レビュー・書評
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ロジカルシンキングの入門書(読みやすい)
要するに何が言いたいのかを問いかけながら話せばいい。「why」と「so what」の関係が矛盾なく繋がらないと、論理的とはいえない。
→本書では三角ロジックを手法として用いると書いてるが「要するに」、
主張があれば「データ」で「why?」を示し、「論拠」を述べて「so what?」で主張に戻るという感じ。卒業論文とかはまさにこんな感じやったね。
・複数の代替案を列挙して解決策の可能性を広げる思考法(オプション思考)。視野を広く浅く広げてから、深く掘り下げていく。視野が狭くなったら正反対のことを考えて死角をなくす。
→個人的にミッシーのモレなくダブりなくをどうやって実現するか困っていたので、ここのテクニックは参考になった。
・人の価値観は4タイプ。論理的か、管理的か、感情的か、独創的か。
※2つ以上のタイプを有する人もいる。
→人がどんなタイプか判断して付き合う方法をこんなところで見つけられるとは思わなかった。この本意外とコラムのが面白い。笑笑 -
ポイント
○三角ロジックを作る。
主張を支える論拠、データ
主張 だからーである
の理由として、論拠がある。
主張→論拠 の流れの時に、しっかりとwhyを伝える
データ→主張 の流れの時は、だからどうした?so whatを伝える。データを説明して終わりではない。
ポイント
○ロジックツリーで階層を整理
ロジックツリーで得られる情報の整理とは?
大小関係
因果関係
目的と手段
ロジックツリーを作る時のポイント
3階層で作る。
理由
抽象的過ぎて結果的に可視化できないことを防ぐため。
具体的過ぎて逆に複雑になってしまわないため。
現れた要素に優先順位をつけるため -
<閲覧スタッフより>
問題解決力やメディア・リテラシー、思考力など、大学で学んでいくうえで必要な力をつけるための本を集めました。あなたの学びの力となるものがきっと見つかります。
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所在記号:336.2||ニシ
資料番号:10207048
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論理的思考とはどういうものか?ということから始まる本書は、論理的な考え方の基本が分かりやすく解説されています。
5つのテーマに分かれており、各テーマごとに7つのメソッドが紹介されそれぞれのメソッドが簡潔に解説されている為、とても理解しやすい内容になっています。
私のような論理思考が苦手な方は、基本が解説されている本書はとても入りやすいと思います。 -
自らを「ロジカルモンスター」と評する著者の本。この本以外にもたくさん著書はあり、そのほとんどが論理的思考の物やフレームワークの本を出版しているみたいです。元々、ロジカルな考えが苦手な自分にとっては勉強になりましたが、そうでない人にはおそらく物足りない内容なのかなと思いました。
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ロジカルシンキングの入門書。
【主張】を頂点として【論拠】と【データ】を底辺に配した[三角ロジック]の思考手法が紹介されている。
①【主張】に対してwhy?(何故?)を投げかけて【論拠】や【データ】を用意。
②【論拠】や【データ】に対してso what?(それがどうした?)を投げかけて【主張】を構築。
この2方向から物事を考えることで説得力のある内容にできるとのこと。
他にも、相手のタイプによって説明の仕方を変える手法なども書かれており、今後も読み返すことがありそうな一冊。 -
プレゼンを巧くなるためには場数。
まぁ、そりゃそうだ。
このシリーズは項目ごとに2ページくらいでまとめられているので、
非常に読みやすいです。
論理力は本を読むだけでは付かないのだろうなぁ。と思いました。
自分自身が論理力を鍛えると同時に、人の論理力を鍛えるにはどうすればいいのだろう。