20代で身につけたい 論理的な考え方

著者 :
  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806140887

作品紹介・あらすじ

本書のテーマ、「論理的な考え方」は、「論理思考」や「ロジカルシンキング」などとも呼ばれます。ちょっと難しそうに聞こえますか?でも、大丈夫。要するに、「誰にでも納得できるかたちで、筋道を立てて考えること」です。これからみなさんに、その考え方を身につける方法を、一からわかりやすく話します。

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすかった。
    わりと自分はロジカルシンキング、論理的思考で考えられているのでは?と思えた。

    大切なことは
    ・やることが決まったら順番を考える
    ・書きながら考える
     考えるー書くー確認するで思考のサイクルを回す
    ・whyなぜ?とso whatだからどうした?で考える
    ・森を見るべきか、木や川を見るべきか
     森を見て全体を見る

  • メモ

    自分の考えを整理する基本
    ・目的やテーマを先に考える
    ・イライラや怒りは論理思考の邪魔
    ・事実と判断を区別する
    ・複雑に考えない
    ・まず思いついたことを書いてみる
    ・バラバラの情報は3つの視点で整理する
    ・ゴールを仮置きすると効率が高まる

    わかりやすい話の基本
    ・1センテンス1メッセージ
    ・箇条書きで整理する
    ・5W2Hのモレに注意する
    ・話の筋道をクリアにする三角ロジック
    ・Whyレスと主張レス

    論理の隙を未然に防ぐ基本
    ・全体感を掴むためのマクロからミクロへ
    ・全体を漏れやダブりなく見渡してから優先順位づけ
    ・反対を考えることで複眼思考で視野を広げる
    ・代替案を考える
    ・鵜呑みにせずに情報の正誤を確かめる
    ・原因と結果を区別し真因を探る
    ・ロジックツリーで情報を整理

    ロジカルコミュニケーションの基本
    ・論理的に話すべきとき話さないべきときの区別
    ・沈黙を怖がらない
    ・親近感をYes-But法で勝ち取る
    ・怒っている相手にはYes-Yes法
    ・意見対立時はアイディアフラッシュ

    プレゼンテーションの基本
    ・結論は先に出すか後に出すか吟味
    ・説得力を高めるピラミッドストラクチャー
    ・So what?とWhy?を意識する
    ・プレゼン時間は具体例で調節
    ・疑い深い相手には解説型ピラミッドストラクチャー
    ・プレゼン資料は1ページに1メッセージ

  • ロジカルシンキングの入門書(読みやすい)

    要するに何が言いたいのかを問いかけながら話せばいい。「why」と「so what」の関係が矛盾なく繋がらないと、論理的とはいえない。

    →本書では三角ロジックを手法として用いると書いてるが「要するに」、
    主張があれば「データ」で「why?」を示し、「論拠」を述べて「so what?」で主張に戻るという感じ。卒業論文とかはまさにこんな感じやったね。

    ・複数の代替案を列挙して解決策の可能性を広げる思考法(オプション思考)。視野を広く浅く広げてから、深く掘り下げていく。視野が狭くなったら正反対のことを考えて死角をなくす。

    →個人的にミッシーのモレなくダブりなくをどうやって実現するか困っていたので、ここのテクニックは参考になった。

    ・人の価値観は4タイプ。論理的か、管理的か、感情的か、独創的か。
    ※2つ以上のタイプを有する人もいる。

    →人がどんなタイプか判断して付き合う方法をこんなところで見つけられるとは思わなかった。この本意外とコラムのが面白い。笑笑

  • ポイント
    ○三角ロジックを作る。
    主張を支える論拠、データ

    主張 だからーである
    の理由として、論拠がある。
    主張→論拠 の流れの時に、しっかりとwhyを伝える
    データ→主張 の流れの時は、だからどうした?so whatを伝える。データを説明して終わりではない。

    ポイント
    ○ロジックツリーで階層を整理
    ロジックツリーで得られる情報の整理とは?
    大小関係
    因果関係
    目的と手段

    ロジックツリーを作る時のポイント
    3階層で作る。
    理由
    抽象的過ぎて結果的に可視化できないことを防ぐため。
    具体的過ぎて逆に複雑になってしまわないため。
    現れた要素に優先順位をつけるため

  • <閲覧スタッフより>
    問題解決力やメディア・リテラシー、思考力など、大学で学んでいくうえで必要な力をつけるための本を集めました。あなたの学びの力となるものがきっと見つかります。
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    所在記号:336.2||ニシ
    資料番号:10207048
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  • 論理的思考とはどういうものか?ということから始まる本書は、論理的な考え方の基本が分かりやすく解説されています。

    5つのテーマに分かれており、各テーマごとに7つのメソッドが紹介されそれぞれのメソッドが簡潔に解説されている為、とても理解しやすい内容になっています。

    私のような論理思考が苦手な方は、基本が解説されている本書はとても入りやすいと思います。

  • 自らを「ロジカルモンスター」と評する著者の本。この本以外にもたくさん著書はあり、そのほとんどが論理的思考の物やフレームワークの本を出版しているみたいです。元々、ロジカルな考えが苦手な自分にとっては勉強になりましたが、そうでない人にはおそらく物足りない内容なのかなと思いました。

  • ロジカルシンキングの入門書。

    【主張】を頂点として【論拠】と【データ】を底辺に配した[三角ロジック]の思考手法が紹介されている。

    ①【主張】に対してwhy?(何故?)を投げかけて【論拠】や【データ】を用意。
    ②【論拠】や【データ】に対してso what?(それがどうした?)を投げかけて【主張】を構築。

    この2方向から物事を考えることで説得力のある内容にできるとのこと。

    他にも、相手のタイプによって説明の仕方を変える手法なども書かれており、今後も読み返すことがありそうな一冊。

  • 【論理、思考、プレゼン、会話】論理的に物事を考え、発言するための一冊。論理的に話すとは、簡潔にわかりやすく説明できる言葉で話すこととなる。ビジネスマン、大学生など向け 相手を説得する・信頼を得るためには感情的・主観的な言葉では曖昧になり、門前払いを受ける。Ex「ターゲット層〈若年層、中高年層、OL等〉価格〈低価格~高価格〉、使用時期・消費サイクル〈日月年〉、コンセプト、同業他社と比べた差異〈強みと弱み〉、不良率、アフターフォロー」など 数字などのデータを使い、より説得力を増す...フローチャート・プロセス図、マトリックスなど用途別での使い分けが必要。

  • プレゼンを巧くなるためには場数。
    まぁ、そりゃそうだ。

    このシリーズは項目ごとに2ページくらいでまとめられているので、
    非常に読みやすいです。

    論理力は本を読むだけでは付かないのだろうなぁ。と思いました。

    自分自身が論理力を鍛えると同時に、人の論理力を鍛えるにはどうすればいいのだろう。

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著者プロフィール

株式会社ナレッジクリエイト代表取締役
経営コンサルタント

1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修了。富士フイルム株式会社を経て、90年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院教授、08年より同大学院客員教授。現在、株式会社ナレッジクリエイト代表取締役。専門分野は、経営戦略、戦略思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキングなど。
主な著書に、『持たないで儲ける会社』 (講談社+α新書)、『1分間ドラッカー』、『1分間コトラー』『1分間ジャック・ウェルチ』(以上、SBクリエイティブ)、『ゼロから始めるプロジェクトマネジメント大全』(大和書房)、『問題解決フレームワーク44』『戦略決定フレームワーク45』(学研パブリッシング)、『ポーター博士の「競争戦略」の授業』(かんき出版)など著書120冊以上。

「2015年 『伸びる会社の社長の条件50』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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