正直知らない一族の話だが、飛騨姉小路国司の
統治と関連があると知り読了(前半ウロ覚え)
南北朝の時代より「飛騨国司の姉小路氏」とし
て貴族で大名と、朝廷・幕府に認められていた
小牧長久手の戦いで家康方に味方をした結果、
佐々成政同様に秀吉の討伐対象になり滅亡した
三木(みつき)自綱とは、本書では藤原姉小路
の名跡を奪ったとあるが、元々の姉小路氏も永
禄六年時点で廷臣として健在であるから、簒奪
ではなく三木氏が実力のある飛騨の実質支配者
として「より正当性を帯びる為」姉小路の名跡
を納得づくで受け継いだから、朝廷も三木=姉
小路の叙位任官がスムーズに行われたと思う
(大藪海:室町幕府と地域権力)三木良頼(自綱)
1558.1 従五位下
1559.7 三国司加入(8月、飛騨介)
1560.2 従四位下・飛騨守(左衛門佐)
1562.2 従三位
1562.12 中納言任官申請⇒例もなき御事と拒絶
※幕府・織田信長の記録は「中納言」と通称認定
1563.3 参議(侍従、光頼から自綱に改名)