飛騨三木一族(新人物往来社2007年刊行)

著者 :
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806190776

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 正直知らない一族の話だが、飛騨姉小路国司の
    統治と関連があると知り読了(前半ウロ覚え)
    南北朝の時代より「飛騨国司の姉小路氏」とし
    て貴族で大名と、朝廷・幕府に認められていた
    小牧長久手の戦いで家康方に味方をした結果、
    佐々成政同様に秀吉の討伐対象になり滅亡した
    三木(みつき)自綱とは、本書では藤原姉小路
    の名跡を奪ったとあるが、元々の姉小路氏も永
    禄六年時点で廷臣として健在であるから、簒奪
    ではなく三木氏が実力のある飛騨の実質支配者
    として「より正当性を帯びる為」姉小路の名跡
    を納得づくで受け継いだから、朝廷も三木=姉
    小路の叙位任官がスムーズに行われたと思う

    (大藪海:室町幕府と地域権力)三木良頼(自綱)
    1558.1 従五位下
    1559.7 三国司加入(8月、飛騨介)
    1560.2 従四位下・飛騨守(左衛門佐)
    1562.2 従三位
    1562.12 中納言任官申請⇒例もなき御事と拒絶
    ※幕府・織田信長の記録は「中納言」と通称認定
    1563.3 参議(侍従、光頼から自綱に改名)

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

歴史研究家

「2014年 『「地形」で読み解く日本の合戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷口研語の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×