- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806712893
感想・レビュー・書評
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地球環境問題を理解する上で基礎的な理論を実験を交えて紹介。
いずれのテーマも家庭で行うことが可能だが、小学生ではやや難しい工作もある一方で、中高生などには自由研究などを通して是非やってみてもらいたものがたくさん掲載されている。本書での理論的な解説ももちろん充実しているのだが、巻末の参考文献も充実しているので、理論的な考察を深めるにも重宝するだろう。
近年は「環境」という単語が流行しているが、私たちは「環境」を科学的に理解するような知識を持っているのだろうか。地球環境問題への理解を深める、あるいは地域や学校で地球環境問題への啓もう活動に利用したい。最近は大学などでも「環境」などと関する割には、地球環境問題とは何の関係もないような学科が多いのだから。
同じ著者の本で『よくわかる、おもしろ理科実験』と一部内容がカブるが、こちらは教育関係者や科学に強い一般市民など、ワンランク上の知識を目指したい人むけ。 -
学校の先生に読んで欲しい, 2004/9/20
環境問題をテーマした、様々な実験の方法を紹介している。例えば地球温暖化は肌では実感出来ない問題だけど、実際に科学実験をすれば、二酸化炭素が地球温暖化に影響を与えていることがわかる。地球問題を肌で理解するには、本書にあるような実験を行うと良いと思う。
本書は対象年齢層は中高生程度だと思われる。ただ、用意する実験装置を見ると、個人での実験というより、学校の授業や自由研究として利用が良いと思う。その点では、学校の理科の先生に読んで欲しいと思う。
また、実験のやり方だけではなく、地球環境問題の解説が、非常にコンパクトにわかりやすく解説されている。この部分を読むだけでも損は無い
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●<A HREF="http://endinear.way-nifty.com/blog/2005/07/post_076a.html">燃える100冊【05/07/27号】</A>