- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806714248
感想・レビュー・書評
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本の内容、デザインがかなり好きだった。
雑草そのものについてだけでなく、その雑草につく虫についても少し触れられているところも、虫好きとしては嬉しかった。
ちょうど、祖母宅の庭で雑草と格闘した後に読んでいて、あの時抜いたアイツはこんな名前だったのか!という発見があった。
できることなら、雑草抜きの前に読んでおきたかったが、今後もまた生えてくることは間違いないので、その時はこの本で仕入れた知識を活かして、スズメガの幼虫の食草は残しておきたい。
葉っぱの形や、花の形、似た種類との区別の仕方についてかなり詳しく載っているので、散歩のときの雑草観察の際かなり役立ちそう。
実際、これのおかげで、近所で見かけたヨモギに似ているが、葉の形が異なる草の名前が、ヒメムカシヨモギだということがわかった。
どんなものでもそうだが、人は一度モノの名前を知ると、それまでの有象無象から一転、愛着が湧いたり、目に入りやすくなったりする。
どこにでも生えているツマラナイ草と流し見るのではなく、ひとつひとつの名前を知ることで、はっきりその存在を認識し、思わぬところに生えていた、というような驚きや、以外に可愛らしい花をつける、といった発見ができるようになる。
なんといっても、雑草はそこらじゅうに生えているので、発見や驚きがいたるところに溢れているということだ。
きっとこれからは、いつもの散歩コースの楽しさが何倍にも増すことだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑草ってゆう草はない。
それぞれに名前や性格があって、それぞれに人が傷つけた大地を癒している。 -
雑草でも花がかわいかったり、何かに使えたりで、生えててくれていいものもある。植木鉢からも自動的に生えてくるカタバミとか、タフだしかわいい。ドクダミも意外と好き。抜いちゃっていい雑草は肥料にできたらなと思っていたから、そこの話が参考になった。いずれは、自生してくれる植物を愛でたいなあ…
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オーガニックガーデンの実践家が記した、雑草と共存した庭づくりの本。雑草を敵視して、全て排除しようとするのではなく、適度に残し活用するなど、雑草と上手につきあっていくための、ヒントが詰まっている。庭や花壇、元家庭菜園にはびこる雑草について、適度な共存を考えていた私にとっては、相性のよい本だった。全体の3分の2を占める「雑草編 庭でよく見る雑草86種」のうち、我が家の周囲には、ちょうど半分の43種が生えていた(この本では取り上げられていないものも、生えていた。かなりの多様性である)。
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庭の雑草。毎年あれこれ生えてくるのもまた楽しみで。
でもそのうち何が雑草で何が植えたものなのかわからなくなりますね。
要は好きなものを生やしたらいい、勝手に生えてくるものとはうまく付き合ったらいい、とそんな感じ。
ちょっとオーガニック要素強いけど、それはもうこの本のコンセプトだからそういうもの。 -
【目次】(「BOOK」データベースより)
雑草編ー庭でよく見る雑草86種(地を這うタイプ/細っ葉/丸っ葉(めだつ葉) ほか)/実践編ー庭で雑草とつきあう方法(雑草を生やさない方法/雑草を庭で生かす方法/草取りの方法 ほか)/基礎知識編ーより深く雑草を知るために(雑草とは何か?/雑草の生活史/雑草の形からの分類 ほか) -
辛く苦しい雑草取りが、もう少し何とかならないかと思って読んでみた本がこちら。小さな可愛い花が咲く雑草も、それぞれに名前があって色々と勉強になりました。でもやっぱり辛く苦しいままの雑草取りなのですが。
(分室担当/とみとみ)「おうち時間を楽しもう!」 -
著者の曳地トシさんとハルさんは、人としても最高!庭師としても最高!草木が元気になる庭造りを教えてくれる。
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夏になるとわんさか雑草が増えて 抜こうにも日焼けや蚊の恐怖が(汗)
雑草の図鑑‥よく見る雑草の名前が分かり、そして なんとも懐かしい「ジュズダマ」!!小さい頃ネックレス作ったなぁ。
改めて「雑草」知ることができた。