生化学反応機構: ケミカルバイオロジー理解のために

著者 : マクマリー Tadhg Begley 浦野泰照

• 東京化学同人 (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[s1012さんの感想 · 2011年2月12日]

生化学の反応機構は有名な生化学の教科書にも収載されていますが、記述が曖昧だったり収載数が少なかったりあまり満足できるものはありません。この本は、酵素の活性中心や金属イオンとの関係もあますことなく書かれています。
ただしあくまでも反応機構が中心なので、生物的な面は他のものを頼る必要があります。ただそれを差し引いても優秀な本です。