- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808708412
作品紹介・あらすじ
あやなす装飾デザインの美を味わい、ヨーロッパの伝統的世界観と豊穣なシンボリズムの系譜を読み解く。
感想・レビュー・書評
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よくお世話になっている「すぐわかるシリーズ」装飾文様編です。
鶴岡さんの監修なのでもちろん、ケルトの文様にも強いです。
表紙には今年日本にやってくる一角獣のタピスリーが!
ちなみにこのタピスリーの背景のたくさんの草花の模様もミルフルール(千花文様)といって伝統的な模様のひとつなのだとか。
ヨーロッパのさまざまな時代の美術工芸を文様や装飾の視点から図版も豊富に読み解きます。
古代から人々は文様にいろんな象徴や願いをこめてきたのですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大変美しく興味深い。
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非常にわかりやすい。時代を象徴するデザイン、実はそれより前の時代の復刻であったり、オマージュであったり。モリスのデザインですらそう。
美しさは、いつの時代であっても変わらないのかもしれない。 -
とても美しい本。
歴史に沿って、古代から近代まで、
絵画・建築・工芸などに見られる模様(多くはパターン)を紹介している。
説明もなかなかしっかりしているのだけれど、
とにかく 見ていてため息が出る、綺麗で。
色も綺麗だし、模様の例として紹介されている絵画や建築など
選択が秀逸
暇があると、ぱっと開いたページを見る。
それで癒される。 -
ヨーロッパへ旅行する際には持って行きたい。
時間軸で分類しているが、植物・動物・他のような分類でも良いかも(他、が多すぎるかなぁ)。同じ文様に対するイメージの変遷も説明し易くなると思うし。 -
このシリーズの他のテーマのもの同様にまさに、「よくわかる」。
ヨーロッパ旅行に行く前などに読んだら良いかもしれない。