もっと知りたい雪舟 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

著者 : 島尾新

• 東京美術 (2012年4月5日発売)

感想・レビュー・書評

[nogiyunaさんの感想 · 2024年4月26日]

(2024-04-26)

[ko2baさんの感想 · 2015年10月26日]

出張先で「雪舟から等伯へ」という展覧会をやっており入ってみたところ，いたく感銘を受け，ついつい帰りに買ってしまった，という．会場には「四季花鳥図屏風」が展示されていたが，その構図の巧みさに圧倒された．
本書は雪舟の入門書であるが，雪舟は現存する作品が少ないことでも有名なので，実はここに掲載されたものでかなりの作品が網羅されているのではなかろうか．解説もわかりやすく，僕のように雪舟をあまり知らない人間にとって最適．

[タカギさんの感想 · 2012年9月4日]

水墨画の何かを知らなくても雪舟という名は知っている・・・というひとりだったかも。
表紙のだるまの絵でさえも薀蓄が語れるようになりました。

著者プロフィール

学習院大学教授。専門は日本中世絵画史とくに水墨画史。
主な著書に『瓢鮎図―ひょうたんなまずのイコノロジー』（平凡社、1995年）、『和漢のさかいをまぎらかす』（淡交新書、2013年）、『水墨画入門』（岩波新書、2019年）などがある。

「2020年 『和漢のコードと自然表象』 で使われていた紹介文から引用しています。」