鈴木其一 琳派を超えた異才 (ToBi selection)

著者 : 河野元昭

• 東京美術 (2015年1月30日発売)

感想・レビュー・書評

[nurumi ⸝⋆さんの感想 · 2022年3月6日]

鈴木其一は最も愛する画家の一人。
彼は金箔の上に極めて高い彩度の青と緑を使い、見るものにストレートに、かつモチーフの植物の強い生命力を見せてくれる。
彼の絵は構図においても本当に美しいバランスを保っている。
モチーフの輪郭や色彩ハッキリと強く描写しながらも余白のスペースが素晴らしい。
表紙のデザインがシンプルにカッコよかったため購入。
かなり満足な1冊だった。

[ごみつさんの感想 · 2021年1月10日]

鈴木其一は幕末の琳派の画家。素晴らしい作品の数々に見惚れる。

[虎目 梨那さんの感想 · 2019年3月9日]

パキッとした色使いが美しい。大きい絵を描くのって、難しいのに、しっかりと細部が描かれているのが、さすが匠。

著者プロフィール

こうの・もとあき…1943年生．静嘉堂文庫美術館館長･東京大学名誉教授・京都美術工芸大学元学長・『國華』元主幹．

「2022年 『江戸絵画　京と江戸の美』 で使われていた紹介文から引用しています。」