歌川国貞 これぞ江戸の粋 (ToBi selection)

著者 :
  • 東京美術
3.38
  • (1)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808710552

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 粋とは何かを考えるために読んだが、これだと明言されているものはなく。
    ただ、男性のみならず、女性にも粋はあり、暮らしを工夫しながら、自分でかっこいいと思うように生きること、なのではないかと考えた。
    1種類の着物も役者は三者三様に着用し、女性は髪飾りを耳掻きで代用する、身なりの手入れはきちんとし、浮世絵をみておしゃれの参考にする。
    そういう暮らしそのものを粋だと思った。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

日野原健司(ひのはら・けんじ)
慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。太田記念美術館主席学芸員、慶應義塾大学非常勤講師。江戸から明治にかけての浮世絵史、ならびに出版文化史を研究。太田記念美術館にて、「北斎と暁斎―奇想の漫画」、「北斎漫画―森羅万象のスケッチ」、「葛飾北斎 冨嶽三十六景―奇想のカラクリ」、「没後170 年記念 北斎―富士への道」などの展覧会を担当。著書に『ようこそ浮世絵の世界へ 英訳付』(東京美術、2015 年)、『かわいい浮世絵』(東京美術、2016 年)、『北斎 富嶽三十六景』( 岩波文庫、2019年 )など多数。

「2020年 『ようこそ北斎の世界へ 英訳付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日野原健司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×