極私的サッカー見聞録

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  • 東邦出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809408557

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  • スポーツマネジメントの第一人者広瀬一郎さんの「サッカー談議」

    テーマはサッカー漫談ということなのだが、
    東大法学部→電通→スポナビ→トヨタカッププロデューサー→国の研究員→大学講師等のキャリアが物語るとおりちょっとレベルが高い。知らない言葉が多い。知ってるサッカー用語ばかりの本とは違う。

    教養、スポーツビジネス、体験談すべてがちょっと視点が違う。

    体験談を膨らますために、本文中で映画・本・音楽等が度々紹介されるのだがその数30以上位?サッカー・その他スポーツ・経済・経営・歴史・マスコミ・IT等々分野も幅広い。

    「その道」だけでなく幅広い教養を押さえていて、ただのサッカー好きとは違うなと感じた。

    文章が深いっていうかなんというか。

    漫談という意味では広瀬氏が「フットサル」という言葉を特許庁に登録した事と沼南町・二子玉川フットサルコート誕生の際に人工芝使用のアイデアを出したという件が面白かった。

    フットサルの普及を先駆けてくれた人だと知り感謝しました。

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著者プロフィール

1955年、静岡県三島市生まれ。東京大学法学部卒。1980年、株式会社電通入社。1984年よりスポーツ担当となり、サッカーのトヨタカップ、キリンカップ、
ワールドカップ(メキシコ大会、イタリア大会)、ゴルフの世界マッチプレー選手権など、数多くのスポーツイベントを手掛ける。
96~98年にはワールドカップ招致委員会事務局に出向し、ワールドカップの日本開催に尽力。99年からは2期4年にわたり、Jリーグ経営諮問委員会委員を務める。
2002年、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)上席研究員就任。2004年にスポーツ総合研究所を設立し、所長に就任。
2005年、江戸川大学社会学部教授。2008年多摩大学大学院教授、立命館大学大学院教授。2010年、多摩大学経営情報学部教授。現在に至る。
著書に、『「Jリーグ」のマネジメント』(東洋経済新報社)、『スポーツ・マネジメント入門』(同)、『スポーツマンシップ立国論』(小学館)、『極私的サッカー見聞録』(東邦出版)、
『10年後、仕事で差がつく戦略思考』(東洋経済新報社)、『サッカービジネスの基礎知識』(東邦出版)などがある。

「2013年 『ビジネスで大事なことはマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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