日本の言葉の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―

著者 :
  • 東邦出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809414497

感想・レビュー・書評

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  • 良い本です。
    語源が上手くまとまっています。
    印象的だった項目を一つ挙げます。
    遠足の「しおり」と本に挟む「しおり」は語源が同じで「枝折り(しおり)」から来ています。昔、山道を進む際、枝を折る事で通った目印にしたそうです。すなわち「しおり」とは、旅の道標であり、本を山登りに見立てた場合にどこまで進んだかを示す印なのです。

  • 送別の品としていただいた本。ことばは心の動きから生まれ、ことばによって生まれる心もある、と認識させてくれました。

  • 日常に使う言葉の暖かさを感じる本。ついたち、は月が立つ日、もみじは、神様が色を揉み出す。まる、は、口にすると楽しい。

    言葉を知っていると、いろんな感情の緩衝材になるなあ

  • ふだん何気なくつかっている言葉の
    語源から、その意味、ふくらみが
    愉しめた。

  • 日本語の本来の意味(由来)がわかり、
    面白かった。
    1日に数語づつ、読んでいけたのも良かった。

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著者プロフィール

1961年、埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部在学中からテレビ番組の企画等に携わり、卒業後プロのライターに。主にドラマ、商業演劇の企画をおこなう。「言葉とは何か」をテーマにしたシナリオ「姉妹」では、第十回読売テレビゴールデンシナリオ賞で優秀賞を受賞した。2000年からは、言葉と会話をめぐる人間心理についての研究に力を注いでいる。著書に『言いにくいこともスラリと言える話し方88のアイデア』(主婦の友社)、『クイズで楽しむ日本語のふしぎ』(新水社)、『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現―』『日本の言葉 の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―』『日本の童謡・唱歌をいつくしむ―

「2021年 『童謡・唱歌の美しい日本語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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