日本の童謡・唱歌をいつくしむ―歌詞に宿る日本人の心―

著者 : 高橋こうじ

• 東邦出版 (2017年11月21日発売)

作品紹介・あらすじ

菜の花畑に入り日薄れ…蛇の目でお迎え嬉しいな…夏も近づく八十八夜…何気なく口ずさんだあの歌の、あの一語。先人たちの感性光る言葉から和の心を教わりましょう。

感想・レビュー・書評

[camomint★さんの感想 · 2020年8月15日]

思わず、歌いながら読んでしまった。

美しい風景、
品のある言葉、
ここちよい旋律、

気持ちが豊かになる。

[文音さんの感想 · 2020年1月2日]

歌の作られた背景や言葉の意味を知ることで
今まで何となく歌っていた歌が輪郭を持った。

口ずさんでいた歌詞に色がついて
趣深い歌に変わった。

著者プロフィール

1961年、埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部在学中からテレビ番組の企画等に携わり、卒業後プロのライターに。主にドラマ、商業演劇の企画をおこなう。「言葉とは何か」をテーマにしたシナリオ「姉妹」では、第十回読売テレビゴールデンシナリオ賞で優秀賞を受賞した。2000年からは、言葉と会話をめぐる人間心理についての研究に力を注いでいる。著書に『言いにくいこともスラリと言える話し方88のアイデア』（主婦の友社）、『クイズで楽しむ日本語のふしぎ』（新水社）、『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現―』『日本の言葉 の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―』『日本の童謡・唱歌をいつくしむ―

「2021年 『童謡・唱歌の美しい日本語』 で使われていた紹介文から引用しています。」