学級集団づくりのゼロ段階: 学級経営力を高めるQ-U式学級集団づくり入門
- 図書文化社 (2012年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784810016055
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
新年度に向けて読んだ。ワクワクする。どんな、クラスにしたいかしっかり考えて言葉にしよう。
-
学級を客観的に見られて、なるほどと勉強になる。うちのクラスはなれ合い型だったなあ。特徴が見事に一致。
-
学級集団分析尺度Q-Uを活用し、教育実践の基盤となる学級集団づくりの方法を具体的に提示しています。OPAC → http://t.co/mQWZvvevbU
-
教室をQ-Uの6タイプに分けて,タイプごとの学級集団作りを提案。
教職実践演習で使ってみよう -
4/28TBSの"夢の扉"という番組を観ていたら、この方が出られていました。教育に関する本は好きなのでどんな本か読んでみようかと思いました。
-
集団として規律があり、いじめがなく、助け合いながら自律的に学習や活動に取り組むような「理想の学級集団」に育て、維持するにはどうすればよいか、という点について解説したもの。Q-U式というアンケート結果から学級の状態を診断し、対処法を紹介している。
実はこういう本を読んだのが初めてで、当然著者の本を読んだのも初めてだったので、結局Q-Uの何たるかが分からないまま終わった。シリーズものならそういう風に書いて欲しいし、前提知識が必要ならこの本を読めという指示もしておいて欲しい。
とはいえ、集団が発達していく、ということをよく理解し、発達段階に応じたリーダーシップを発揮していくという考え方はとても分かりやすかった。また、ルールの確立だけではだめで、リレーションの確立というのも目指すべきだということもよく分かる。学級ごとに「色」があって、授業がやりやすい・やりにくい、教室がきれい・汚い、勉強ができる・できない、などの違いがあると思うが、こういった感覚的な経験が実証的に解説されている点、解決法を提示してくれている点が興味深いと思った。(13/02/09)