学級集団づくりのゼロ段階: 学級経営力を高めるQ-U式学級集団づくり入門

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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784810016055

感想・レビュー・書評

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  • クラスでQUをとり、ゆるみの見られる集団だっため
    どうすればよくなるのか詳しい方法を知りたかったから本を購入。

    「集団発達の段階に沿ってスモールステップ」という言葉が一番残った。
    みんなで気持ちよく生活するには納得したみんなで作り上げたルールが
    必要なんだなぁってこの1年間を通じて痛感した。

    なんだろう、相手を想った共通行動様式とでも言えるのかもしれない。

    「学級目標を達成するためにみんなで守るルールを設定する」
    という言葉が書かれていた。
    これは11月ごろにある子が面談で行った言葉そのままだった。
    人の力、子どもの力はやっぱりすごいなと思う。

    そして学ぶものは自分の職場にたくさんあるんだと改めて思った。

  • 新年度に向けて読んだ。ワクワクする。どんな、クラスにしたいかしっかり考えて言葉にしよう。

  • 学級を客観的に見られて、なるほどと勉強になる。うちのクラスはなれ合い型だったなあ。特徴が見事に一致。

  • 学級集団分析尺度Q-Uを活用し、教育実践の基盤となる学級集団づくりの方法を具体的に提示しています。OPAC → http://t.co/mQWZvvevbU

  • 教室をQ-Uの6タイプに分けて,タイプごとの学級集団作りを提案。

    教職実践演習で使ってみよう

  • 4/28TBSの"夢の扉"という番組を観ていたら、この方が出られていました。教育に関する本は好きなのでどんな本か読んでみようかと思いました。

  •  集団として規律があり、いじめがなく、助け合いながら自律的に学習や活動に取り組むような「理想の学級集団」に育て、維持するにはどうすればよいか、という点について解説したもの。Q-U式というアンケート結果から学級の状態を診断し、対処法を紹介している。
     実はこういう本を読んだのが初めてで、当然著者の本を読んだのも初めてだったので、結局Q-Uの何たるかが分からないまま終わった。シリーズものならそういう風に書いて欲しいし、前提知識が必要ならこの本を読めという指示もしておいて欲しい。
     とはいえ、集団が発達していく、ということをよく理解し、発達段階に応じたリーダーシップを発揮していくという考え方はとても分かりやすかった。また、ルールの確立だけではだめで、リレーションの確立というのも目指すべきだということもよく分かる。学級ごとに「色」があって、授業がやりやすい・やりにくい、教室がきれい・汚い、勉強ができる・できない、などの違いがあると思うが、こういった感覚的な経験が実証的に解説されている点、解決法を提示してくれている点が興味深いと思った。(13/02/09)

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著者プロフィール

早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て、現職。日本学級経営心理学会理事長、日本教育カウンセリング学会理事長、日本教育心理学会理事。

「2022年 『子どもの非認知能力を育成する教師のためのソーシャル・スキル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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