FX ほんとうに稼いでいるトレーダーの解体新書

著者 : 杉田勝

• 青月社 (2009年6月29日発売)

感想・レビュー・書評

[office4690さんの感想 · 2015年10月5日]

　常勝トレーダーインタビュー集、勝てるロジックはいろいろあれど、ロジックはなるべく簡単なほうが良い、複雑過ぎるロジックでは検証するにも実践するにも容易くいかないことが分かる。それって、あくまで自分にとって簡単であるってことが大事なのかも･･･

[charly0101さんの感想 · 2014年9月1日]

9人のトレーダーに対するインタビュー取材。
(1)FXイチロー
(2)データ星人
(3)FX孔明
デイトレードの逆張り手法。逆ピラミッティング等。
E/Jのみ。
①基本条件
１Hのストキャスの20～80で取引。15Mのストキャスで20以下、80以上でゴールデンデッドクロスが出てたらエントリー。15Mストキャスの20or80に到達で利確。
②鉄板条件
15MのMACDの全てのラインが０以下。
15Mnoストキャスが20以下から20ラインを抜けた時。
(4)検証クイーン
デイトレ、15足でのエントリー。クロス円E/U、U/CA、U/CHなど。
20EMA、RSI、遅行スパン、トレンド、レジスタンスサポート。
複数の条件が合致した場合にエントリー。
遅行スパン抜けEMAサポートなど。
(5)ショートセラー
G/CH,E/A.E/CA.クロス円。
20EMA、70EMA、ケルトナーチャネル、日足のADX、RSI。
トレンドフォロー。日足ベースで判断して60Mor15Mでエントリー。
ロングは60M、ショートは15Mを使う。ショートは戻り売りが多く、60MのEMAまで行く前に15MのEMAで押し返されるため。
20EMAの反発でトレード。
60Mに70EMAを表示させると4H足の20EMAと一致する。15Mの70EMAは60Mの20EMA。
20EMAと70EMAが同じところにある場合は強力なサポート、レジになる。また、抜けた場合はついていけばいい。
RSIのダイバージェンス、ケルトナーを利用して利確。
(6)FXソルジャー
U/J、E/U、E/J
トレンドフォローの超短期スキャルピング。
変化時間での取引。メインはロンドンの16～19時、ニューヨークの22時半～１時半。
60M、15M、5M、1Mにテクニカルラインをひく。20EMAのサポートも利用。
成行エントリー、利確、損切り。
少しでも損になったら損切り。狙いは５～10PIPS。勝率は３割。
(7)ごろ寝トレーダー
U/J,E/J,E/U
順張り、逆張りのスキャルピング。
ボリンジャーバンド、一目、SMA50,100.200、トレンドライン、フィボナッチ、前日高値安値、ピボット、00,50のキリのいいプライ

ス。一目、ボリバンでもファーストタッチは跳ね返りやすい。そこで逆張り、利確を行う。
2度、3度のトライでブレイクしやすいのでそれにはついていく。
損切りは嫌なので、すぐにプラスになるところでエントリー。ロスカットの回数は多い。
天井や底で入るので、超えてしまったら損切り。
全ての足を参照。
(8)為替ハンター
U/J,E/J,E/U.G/U
トレンドフォロースキャル。
チャンスがあれば、スキャルで入ったポジションをスイングで持越して利益を狙う。
勝率は55～70％。
トレード回数は１日に70回～80回。
トレード時間は日本市場からニューヨークの始まりまで。
20EMA、RSI、ケルトナー、トレンドライン、レジスタンスサポート。
ケルトナーは利確用。
直近高値抜けでエントリー。さらに前の高値を抜けてピラミッティング。20EMAでサポートされて利益を伸ばし、15分足のケルトナー

タッチで利確。
各市場の時間帯の始まりに合わせて分析する。市場の始まりは一方向に流れが出やすい。
(9)FX若大将
U/J,E/J,G/J.G/U
ローソク足のヒゲとインターバンクのティックの動きから相場参加者の心理を呼んで売買する。
板情報を利用するとさらに確度がUPするとのこと。

[kiyoharu-gtさんの感想 · 2012年9月23日]

☆$$面白かったが、イマイチ。$$楽はできないのは痛感したが、手法は真似できるとは思えなかった。$$テクニカルの研究は奥が深そう・・・。

[doksoさんの感想 · 2011年11月22日]

FXの事がいまいち良く解っていないので、いろいろ本を読んでも理解がいまいちだったが、インタビューという方式なので
用語があまりわからなくても、FXで成功するってイメージが掴めた。

才能や努力はあるのは当然だが、始めて1年とかで１億かせげるものって、世の中にあまりないと思うので
FX頑張ろうって気になった。

[佳おり☆さんの感想 · 2011年1月17日]

2010年1月
川口市立図書館で借りて読みました。

[seigetsushaさんの感想 · 2010年5月20日]

本書に登場する常勝トレーダー９人は、プライバシーの関係上、顔出し・名前出しはしていません。しかし、だからこそ聞けた生々しい話が満載です。
彼らがなぜＦＸを選び、どんな失敗や成功を経験し、どんなルールに基づき、どんなトレード手法を使い、どんな情報源を持ち、どんなメンタリティでチャートに向かっているのか？
そのすべてをインタビュー形式で明らかにし、彼らの“共通点”を探ります。
ＦＸをお手軽な小遣い稼ぎと思っている読者には少々手厳しい、戒めの書となるでしょう。

[taaachiさんの感想 · 2010年4月30日]

実際にFXを生業を立てている9人にインタビューしている本。

投資方法がみんな似通っていたり、内容は専門的過ぎて理解不能だったりしたが、実際にFXで独立している人の話を聞けるのがおもしろかった。

[vct-japanさんの感想 · 2010年4月29日]

具体的なトレード手法は能力的、資金的、状況的になかなかまねできないと思いました。

ポイントは、稼いでいるトレーダーは並大抵ではない努力をしている（した）、そしてトレードを楽しんでいる、ということでしょうか。

[かいとさんの感想 · 2010年3月23日]

『本当に稼いでいる』9人のトレーダーに対するインタビュー取材。
＜参考になった内容・新鮮だった内容＞
・ほぼ全員が素人同然でFXをはじめ、2～3年で月100万～ウン百万というアベレージになっていること。
・ほぼ全員が何百万単位の大きな損失を経験し、学習・検証という努力によって復活していること。
・ほぼ全員が金儲けの延長線上としての将来に社会貢献を考えていること。
・たった一人だけ、学習・検証をせずセンスだけでウン千万稼いでいる。この人は別格。
・9人のトレーダーの稼ぎ方も驚きましたが、インタビュアー「FX先生」杉田勝さんの『1億程度を目標にしてちゃダメ！あなた（9人のトレーダー）ならもっと稼げるはず』的な発言が何度もでてくること。