3+6の夏: ひろしま、あの子はだあれ

著者 :
  • 汐文社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811322049

作品紹介・あらすじ

絵画教室に通う子どもたちのスケッチブックに、突然、描いてもいない絵が現れた。これはおばけ…?二人組×三、六人の子どもたちが体験する不思議なできごと、その謎を解くかぎは、七十年前のあの日、ひろしまで起こったことにあった。

感想・レビュー・書評

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  • 絵画教室に通う子どもたちのまだ使われていない新しいスケッチブックに突如現れた、描いたはずのない不思議な絵。花模様のブラウスの「のりこちゃん」。「はなだとくま」と名乗る白いシャツ。そして原爆ドームを映した写真に写り込んだ、金髪でセーラーえりの少年「セルゲイ」…。最初はおばけのしわざと思われたそれらは、広島の原爆で亡くなった子どもたちと今の子どもたちをつなぐ鍵だったのです。
    彼らが登場する三つの不思議なできごとが、あの日から姿の見えなくなったたくさんの子どもたちの心が、今も広島に残っていることを伝えてきます。

  • うーん。題材の扱い方はそう悪くないと思うんだけど、文章が良くない。
    視点がめちゃくちゃフラフラするから、誰が何をやって、何をしゃべって、どう思ってるのか、とてもわかりにくい。感覚で文を書いているのではないかな。
    こういう文は児童文学には向かないと思うのは私だけかしら。

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著者プロフィール

「ジグソーステーション」(汐文社)で野間児童文芸新人賞受賞。「デルフトブルーを追って」(国土社)「あしたは晴れた空のしたで ぼくたちのチェルノブイリ」「3+6の夏」(汐文社)「こぶたものがたり」(岩崎書店)などがある。

「2019年 『その声は、長い旅をした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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