2.かくれているものはないかな? (答えはひとつじゃない! 想像力スイッチ)

著者 :
制作 : 竹内龍人 
  • 汐文社
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811327891

作品紹介・あらすじ

現代の情報化社会においては、メディアなどからの情報は、見方によって異なる考え方ができたり、真実が別に隠れていたりします。
受信した事柄を自らの力で判断できるようにするためには多角的なものの見方が必要となります。

感想・レビュー・書評

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  • ★見方一つで、隠れているものがわかる??★

    私が普段から、目や脳が錯覚をすることを知らずして生きていることを痛感しました!

    いろいろなものが周りのものに影響を受けることで、同じものでも、違うように見えてしまうことをこの一冊でよく理解できました!!

    想像力が足りないと感じているあなたにおすすめの一冊です!

  • しっている情報を見つけたとき、うれしくなって、その点と点を結んでみたくなる。でもこの本はその危うさも教えてくれている。いつも見えている、聞こえていることを鵜呑みにするのではなく、他の視点からも考えるようにしたい。特にネットの情報は…

  • [墨田区図書館]

    よくあるだまし絵、トリックアート的な現象や図形?手法?の紹介(提示)本だろうな、でもシリーズ化されているのはシリーズごとに何かの分野に特化しているのかな、「答えはひとつじゃない」などと銘打っているのは多(他)認識を促す、何らかの(幼児)教育的な要素を多少追加してあるのかな、、、、どうせもう役立てる場所も相手もいないんだけど、と思いつつその場でさらっと読み通してみた。

    すると!!
    確かに造りは各種の絵柄などの提示だし、答えを推測出来たり、知っている状況などもあり、ある種予想通りの本といえばその通りだったのだが、裏での解説面がしっかり既存の類似本と比較したわけではないけれど、「理屈や知識がしっかりしたうえでの説明」になっている!(と思う)

    例えば一部を隠された絵などでも、「目が錯覚することもあるね」とか、「こういうこともあるんだね」だけでなく、アーチの一部を隠した絵の場合だと、ずれて見えてしまうから「あえて間違えて"正しく見えるように"」描くことも大事(手法もある)とか、一部を隠されると「補完作用が働く」などと体の持つ機能?について説明したりとか、Xという文字はズレて見えてしまうので、実はあえて「ずらした線を文字として採用している」(全字体でかどうかは不明)とか!
    アートや字体のことから知っている人には「当たり前」の既知のことなのかもしれないけれど私は知らなかったし、そういういくつかの新たな驚きや発見を得られて、読んでいて楽しかったし、少しシリーズ全体にも興味が出た。

    ただ、、、積極的に検索して借りてみるまでには現在既に用途がないんだよなぁ(笑)ただ、また開架などで見かけたりしたら他のも読んでみよう、もしかしたらネタを集めて解説する方の目線を気に入ったのかもしれないし、この方の他の本を意識してみるのもいいかも。

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著者プロフィール

日本女子大学教授。実験心理学が専門。

「2019年 『あたまがよくなる!1ねんせいシリーズ 既4巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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