- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811329826
作品紹介・あらすじ
ある日、あすかは養鶏場の片隅で、ケガをした鶏と出会った。
処分される寸前だった鶏を助けたことで、この養鶏場の実態を知る。
鶏たちの幸せとは、私たちの責任とは……。
悩んだあすかは新聞を書いて発表することにした。
感想・レビュー・書評
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傷ついたニワトリを救ったあすかは、養鶏場のニワトリたちの境遇にショックを受け、その実態を新聞に書いて伝える。子どもたちの中でも意見が分かれる現実を正面からとらえていて、決して明るくはないけれども、読後感は悪くなかった。
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#いつか空の下で
#堀直子
#汐文社
#児童書
#読了
テーマ的に未熟な子どもにすすめるかどうか非常に迷うかも。アニマルウェルフェア。家畜動物にも五つの自由を。(91ページ)食べているものについて関心を持つことは大切だが気にしすぎて食べられなくなってしまうのが心配。大人は必読の良書だと思う! -
新聞クラブに入ろうと思っていたあすかだったが、
希望者殺到のため、みんなをあっといわせるような記事を書いた人だけが入れると言われて、、
そんなときに出会ったのがなんとニワトリ!
命か?食べ物か?
食べるためだけだったら命を軽く扱っていいのか?
安いから買うのではなく高いものには高い理由があるから考えて買わなくてはいけない
どうやってその食べ物が生産されているのか、スーパーに並んでいるのか知ることも大切
5月/小4/アニマルウェルフェア
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全くの偶然なのだが、この前に読んでいたのが『いのちの食べ方』と言う本で、こちらとリンクするところがあった。本を続けて読むとたまにこういう偶然が重なる。殺処分されるはずだった鶏を保護した少女と、養鶏場の現実を書いた児童文学。
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養鶏場で鶏が処分されている現場を目撃したあすかは、その方法に衝撃を受けた。そして生き残った一羽を救助し、この現状を変えなければと思った。自分にできることは何だろう。
p.71「動物福祉が泣いてあきれるよ」?????