太陽は、ぼくの瞳

著者 : マジッド・マジディ ショーレ・ゴルパリアン 広鰭恵利子

• 汐文社 (2001年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaさんの感想 · 2011年6月19日]

<あらすじ>
　八歳のモハマド少年はテヘランの盲学校で寮生活をしている。夏休みになって田舎へ帰り、やさしいおばあちゃんや姉妹と久しぶりの楽しいひとときを過ごす。しかし、再婚を考えている父親は目の見えない息子を足手まといに思っている。鳥の声や小石、花や種にも点字を見い出して言葉として感じてしまうモハマドを、父親は理解することができない。

<ひとことコメント>
　映画のノベライズ本です。図書館では児童書コーナーにありました。
　冒頭の学校のシーンで点字の授業があります。それから田舎で姉の通う学校へ行ったときに、モハマドが点字の本を読み上げます。
　ｐ８に点字の説明で「一・『あ』、一・三『い』、一・四『う』」とありますが、日本語の場合「い」は一・二の点です。

（図書館で借りた本）