ニュースがまちがった日: 高校生が追った松本サリン事件報道、そして十年
- 太郎次郎社エディタス (2004年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811807140
作品紹介・あらすじ
高校生がメディアを逆取材インタビュー! 冤罪報道はなぜ起こったか。学校そばで起きた事件に疑問を抱いた高校生たちが報道記者の証言集を制作、過熱する事件報道の原点を読み解く渾身のドキュメント。メディア・リテラシー実践書でもある。
感想・レビュー・書評
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松本サリン事件。ある無実な会社員が警察により犯人に仕立て上げられマスコミもそれに同調した。報道内容に疑問と違和感を抱いた人は多かったが、地元の高校生たちが立ち上がった。ニュースが間違っているんじゃないのか?と。
地元(松本市)の高校生たちのドキュメンタリーだよ!美須々が丘高校生すごいな!
敬意を表してブログに感想文書いたよ↓
http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-295.html -
新宿ジュンク堂さよならフェアの「書店員がほんとうに売りたかったコーナー」で発見しました。ほんとにいい本だった!
高校の放送部でこれだけ自由かつ積極的な活動がやれる学校というのが、まず稀有だと思うし、マスメディアを高校生が取材するという発想もすごい。でも何よりも感心したのは、ひとつ作って賞をとって、それで終わりにしてしまわないという姿勢だ。みんなでうちこんで作ったものほど、ふつうは欠点を認めるのが難しいと思うが、自分たちの仕事にはまだ何かが欠けているということを認め、それは何なのか、どんな手法があうのかをとことん追求していく、そうしてメディア・リテラシーを再定義するところまでたどりつくのだ。たんなるマスメディア批判におわらないのはこの訴求力のゆえだ。 -
超読書家、「ポカラ移住化計画」の、ざざサンの本棚にあって興味を持ち、図書館で借りて読みました。
スゴイよ。 -
最初は、みんなが河野さんを疑った・・・
松本サリン事件報道の犯した間違いを、高校放送部が作品として検証していく姿を顧問の先生がまとめた本。
巨大な権力とも捉えることができるマスコミ、でも、取材した若手記者一人一人の話を聞くと彼らの苦悩が浮き上がる。
(市立中央図書館:20070329_リハビリ) -
報道被害の実態を高校生からの視点で綴ったさくひんです。
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高校時代を思い出しました…放送部だったので。しかし私はぼーっとしてただけ☆こんな凄い高校生って…社会人よりハードだよ?