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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811808321
作品紹介・あらすじ
近代日本に強烈な求心力と滅びへの道をもたらした教育勅語。
1890年のエリートたちがつくりだした「名文」には、何が書かれているのか。315字の一字一句の意味と文章の構造をあきらかにし、その来歴と遺産までを語り尽くす。ありそうでなかった、上げも下げもしない教育勅語入門。
感想・レビュー・書評
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タイトルの「くわしすぎる」は、著者の韜晦も含んでいるかもしれない。現時点の「教育勅語」研究の水準をわかりやすく解説しようとした冊子。その意図は成功していると思う。
今後、少なくとも事実経緯や文の典拠解釈においては、本書の内容が前提になるべきと思った。 -
2019.06.25
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教育勅語について語義から由来から丁寧に説明した本である。賛成反対の両派からも読まれる本であろう。教育勅語復活派にとっても教育勅語反対派にとっても基本書となる本であろうが、現在の状況でこの本の立ち位置は危険かもしれない。
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東2法経図・6F開架:155A/Ta33k//K
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