自虐の詩 (下巻) (竹書房文庫ギャク・ザ・ベスト)

著者 :
  • 竹書房 (1996年5月20日発売)
4.10
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本棚登録 : 744
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812401279

感想・レビュー・書評

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  • 上巻からのギャグの色から次第に遠ざかり、幸江の過去へと向かう。苦しんで苦しみぬいた過去とそれを救ってくれたイサオへの深い愛情。だからこそ、あれだけ普段怒鳴られようが、騙されようが許してしまうのだ。イサオが自分の過去を許したように。そして最後には未来へと向かうのである。

  • 不覚!4コマ漫画に泣かされるとは。
    これは、上下一気読みが良い!
    週刊雑誌に掲載されていたらしいけど、毎週少しずつ読んでた人とは全然感動が違うと思うな。

    「人生を幸や不幸ではからない」

    目から鱗!
    幸江さんがたどりついた、「人生の厳粛な意味」って、なんでしょうねえ〜〜
    幸江さんのたくましさは、生きる勇気をくれます!

    映画のほうも観てみたいけど、ぶさいくな幸江さんが中谷美紀って、、、まぁ観てみるか!

  • 池袋のシネリーブルで映画として自虐の詩に出会う。
    号泣。
    もう一回見に行く(1人で)。
    やっぱり号泣。
    人生って、それだけで意味があったんだ。
    幸せになりたい。あの人よりいい暮らしがしたい。
    ついついそんな考えに走っちゃうけど、時々自虐の詩を思い出す。
    誰かと比べるんじゃない。叶わぬ夢を追うのでもない。
    生きている。
    ただそれだけのことにこんなにも意味がある。
    アンタがいて、子どもがいて、熊本さんが遠くにいて。

  • 端役の劇的な人生
    繕おうにもボロボロで
    掴んだ真実

    解説は小林よしのり
    上巻の勘所を解説

  • 泣いた。

  • 「泣くよ」って言われてハードルあがってたのにまんまと泣いた。
    誕生日プレゼントにもらいました。ありがとう。

    人生には意味があるだけです。

  • 「幸や不幸はもういい どちらにも等しく価値がある 人生には明らかに価値がある」この言葉で物語が締めくくられる。この言葉は最初から読んでいかないと伝わらないだろう。

  • このレビューを書くにあたってなんとなくほかの人のレビューをさらっと読んだだけで思いだし泣き(『思いだし泣き』・・・なんてすてきな現象だろう!!!)しちゃうくらい俺の漫画史のなかに燦然と輝く、泣ける漫画の最高峰、「自虐の詩」。

    正直いうと、上巻はだるいし笑えもしないのでいきなり下巻から読んでだいじょーぶです。うるせえ、なんとでも言え!
    ただはっきり確信して言えるのは、あの糞つまらない上巻の淡々とした1ページ1ページが、下巻の最終ページまで読み終わったあとでは180°感じ方が変わるということ。

    貧乏だって要領わるくたって顔がわるくたって、つかめる幸せはある。
    熊本さんとの友情に終わらない拍手を!


    『 人生には あきらかに 意味がある 』

  • 正直、泣くことはなかったが、
    やはりおもしろかった。

    ていうかコレもはや四コマ漫画じゃないよねw
    そして昔・現在との場面転換が絶妙。

    ハッピーエンドで終わってくれたことがよかった。

  • 高校生の時に初めて読んで号泣。。
    思春期真っ只中だったからなぁー。

    何度も読んで、何度も泣いた…


    生きていくのは大変だし、辛いことも多いけど

    でも、悪くないのかもなぁー、って思えました。


    傍からみたら不幸でも、それは、きっと幸せで
    幸せそうに見える人でも、実は…かもしれない。


    とにかく


    人生には 意味がある


    そう教えてくれた漫画です。
    心のバイブル←ちょっと大袈裟。笑

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