アンナと王様 (竹書房文庫 DR 34)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812405918

作品紹介・あらすじ

19世紀中葉、シャム王国(現在のタイ)。精気に溢れたモンクット王(チョウ・ユンファ)は、外国からの植民地化を拒み、ひとり新しい近代国家の形成を目指していた。国王は王子たちに教育をほどこすため、一人のイギリス人女性を家庭教師として招く。彼女の名はアンナ・レオノーウェンズ(ジョディ・フォスター)。軍人の夫を結婚生活2年たらずで失い、女手一つで息子を育ててきた彼女は、異国の地で様々なカルチャーショックを受けながらも、王子たちの教育に情熱を注ぐ。王は勇気と情熱に溢れたアンナに次第に惹かれ、アンナも進歩的な考えを持つ王に深く共鳴していく。人種や身分の差を超え、ふたりの想いは静かに燃えあがる。王国の発展のため力をあわせるふたりだったが、王政転覆を謀る反乱軍の魔の手はすぐそこまで迫っていた-。主演はアカデミー主演女優賞に2度輝くジョディ・フォスターと香港映画界の大スター、チョウ・ユンファ。「タイタニック」につぐエピック・ロマンの超大作、待望の小説化。

感想・レビュー・書評

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  • タイがまだシャムと呼ばれていた時代に王様の子供たちの家庭教師として招かれたイギリス人女性アンナと王様のお話です。実話をもとにし、フィクションも含まれているそうですが、繰り返し映画化や舞台化されているのもうなずけます。映画も見てみたくなりました。タイでは発禁となっていて、映画の撮影も許可されなかったとのことです。タイには不敬罪があります。

  • 映画を見ずに読破しました。
    身分差のある恋愛ってよくある話ですが、時代背景等がとてもリアリティを持っていたからかすごく心に訴えかけられました。
    文中では一度も直接的な恋愛感情が描かれませんでしたが、それでも二人は愛し合ったのだと思えて、表現力が素晴らしかったです。

    いい話だけれど、あたしは映画を見られないって思ってしまいました…途中のシーンがきついです。。。

  • タイトル:アンナと王様
    著者:エリザベス・ハンド
    発行日:2000年1月
    出版日:竹書房

    シャムの王国モンックト王と英国からやってきた家庭教師アンナの感動の実話。この物語が実話だということを知ると本当に感動してしまいます。王になるということは本当に大変なことなんだとおもいつつも、アンナの厳しさと愛に感動してしまうような作品でした。

  • 映画を先に観たので、内容に関しては特に何の感想もなく。確認作業という感じ。最後に、その後のことが書かれていて、それはとても良かった。

  • タイへ旅行に行く前後に読んでた本。現地を見るから映画で見るよりも本で読んだ方が良いと思って敢えて本で読みました。文章の端々にあるタイの情景描写がリアルに思い出されて良かったです。やっぱり行く前より行った後の方が感動しました。映画も見てみたいです。

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