- Amazon.co.jp ・本 (586ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812432785
感想・レビュー・書評
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昔の英国貴族の子女として生まれたのに、父親に虐待されて育ったジリアンは、悪魔と恐れられている領主クリスの元へ嫁ぐことになった。最初は彼におびえていたジリアンは、少しずつ彼に惹かれていく。そして彼も……。
うはー!オモシロかった!そして確かに朝チュン!(笑)クリスがむちゃむちゃジリアンに落ちちゃっているところがむちゃむちゃ快感だった。こういうロマンスの何が面白いって、こういう、「男が彼女に不本意ながら夢中になっているところ」が私は好きなんだなーとあらためて思いました。自分がこういう恋愛したいわけではなく、めろめろなところをぎゃははと笑いたいんだなと。それが存分に味わえました。楽しかったー。二人ともむちゃくちゃシャイなところが、とても日本人には合っているキャラ設定だと思いますし、読みやすいと思います。おすすめ。誤解に誤解を重ねる話なので、そういうのが苦手な人はいるかもです。 -
初めてのリン・カーランド作品。実父に虐待され幽閉されていたジリアンが嫁ぐことになったのは黒い竜と呼ばれる恐ろしい騎士クリストファー。盲目であることを秘密にしている彼と世間知らずで無垢な彼女が次第に心を通わせていく様子が切ない。ラブラブ物語が読みたい時にオススメ。他の登場人物も個性豊かでシリーズ物らしいので続きが楽しみ。2014.11
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盲目騎士 × 虐待少女
自己評価の低いヒロインはウジウジした誤解が多いのであまり好きではないけど、このヒロインは父親からひどい虐待を受けてあまりにもかわいそうでで、応援したくなる。
ヒーローの、俺が守ってあげなきゃっていう使命感にも思わず共感。
二人は割とすんなりくっついたが、その後も最後まで飽きさせずに楽しめた。 -
〈騎士シリーズ 1〉恐ろしい騎士だと噂される盲目のヒーロー。ヒーローの親友の妹ヒロイン。最初こそ嫌々ながらの結婚だったけど 相手を理解し愛し合うようになる過程はよかったなぁ。彼らはお互いに必要な相手だったのねぇ。
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思わず涙が出そうになった。
意外と歴史ファンタジー物に分類しても良いのではないかと思った作品。
ただ甘ったるい時間つぶし用のハーレクインというイメージを塗り替えたかもしれない一冊。
ただ、新幹線とかで時間を潰す為に読む、では無くて時間を掛けて居住まいを正して読むとなるとちょっと娯楽過ぎる。 -
目の見えないクリストファーが魔術師のうわさを利用するのはわかるよなぁ。ジリアンがけなげっ!