漆黒の旅人 -ザレクー (ラズベリーブックス) (ラズベリーブックス ケ 1-4)

著者 : シェリリン・ケニヨン 佐竹史子

• 竹書房 (2010年1月9日発売)

感想・レビュー・書評

[まるるさんの感想 · 2023年8月19日]

人間のころ奴隷で酷い扱いを受けて信じられなくなったダークハンターと残虐性があると言われているヒーローが本当にそうなのか判定する為に近づく裁判員ヒロイン
人狼が可愛いかったのと、ザレクがやってもない罪で秘境の地に飛ばした女神の悪女感が良かった。
過去の悲しい出来事は、涙をそそるし、粗雑ながら盲目のヒロインを労る姿も素敵だった。
ただ、このセリフはこの人じゃないでしょって所があったり、訳し方の文の作り方が合わなかったので再読はないかな。あと、異世界なのに実際にある映画名や俳優名が出て冷めてしまった。

[やんぜらさんの感想 · 2012年6月10日]

前作「闇を抱く戦士タロン」未読。
前作読んでないからちょっとよくわからない所もあったけど訳者さんのあとがきに助けてもらいながら読んだ。
面白かった！思いがけず感動してしまった！
良いよねぇ〜孤独なヒーローをヒロインだけが癒してあげれる。ロマンスだからグッとさせられる。すごく好みのストーリーだった。
ただヒーローが可哀相過ぎて過ぎて…読むのが辛かった。
早くヒロインと幸せになってほしいって思った。

[世ことねさんの感想 · 2010年3月24日]

〈ダークハンター〉シリーズ４作目

[Renさんの感想 · 2010年3月4日]

〈ダークハンター・シリーズ　３〉このシリーズのダークハンター達は　本当に痛々しい過去を持ってるやつらばかりなので　彼らの生前の話は涙がでそうになるよ。ザレクのは特に酷すぎるかもしれないなぁ。生きてる意味が全くない上に死という選択もない人生だったんだから。哀れすぎる。だから裁定にきたヒロインが彼を癒したい守りたいと思う心に救われるね。相変わらず性格極悪で態度もでかくて意地悪女神にムカムカする。あいつが一番性悪だ。