華狩り~捕食者と夜の蝶 (ラヴァーズ文庫 GREED)

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812447352

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  •  ホストクラブ『leone』の人気ホスト・志遠は、ヤクザの不穏な取り引き現場を偶然目撃してしまう。
     そしてヤクザに捕まり、散々弄ばされた上に殺されそうになっていた。そんな志遠を「俺のものにする」と言って救ってくれたのは悪徳刑事・石神であった。
     散々自分を犯してからそう言い放った石神に対して、志遠はいい感情を抱いてなかったが、生きるためにはその石神の言いなりになるしかなかった。
     その後も、その時の録音を手に志遠の自宅にまで押しかけてきた石神。
     志遠はいやいやながらも、石神にされるがままになっていたが、一緒に暮らし始めても自分に手を出さず、さりげなく植物の世話をしている石神の本心に疑問を持ち始め……

     という話でした。
     実は、石神が志遠に近づいたのには裏にもう一つ隠された事件があって、それの捜査をするために志遠に近づいた……という事情があったのですが。
     ヤクザが絡まなければ基本的には、何もしてこない石神の不器用な優しさがじんわりしみてくる感じと、いざやるときのシチュエーションと行為の激しさにかなり大人向けのBL……じゃなくてML感があります。
     最後の終わりも大人向け。
     はっきりしたハッピーエンドではありませんが、現実感のあるハッピーエンドだったなあ……と。
     読んでて面白かったです。ビターラブでした。

  • 思わぬところでの繋がりがまた新たな繋がりと絆を生むっていう。こういうストーリーすきですね。

    ざっくりな感想ですが。
    受け子の反抗的な態度は大好物です。

  • 面白かったです。ホストと悪い刑事の話。受け様と一度だけ関係した亡き先輩ホストの存在感が強くて、そちらの隠れたドラマにも萌えました。刑事の漢気はもちろん、受け様の漢気にも惚れます。

  • 本庄先生らしい、流されない行動する受けが読めて面白かった! 國沢先生のイラストでは、あとがきでおっしゃっていたような「髭面攻」ではなかったですが、腹黒黒髪攻めでこちらもよかったです。ぜひ続きを書かれる機会があるならば、「じょりじょりプレイ」してみてください!

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