ささやきは甘く野蛮に (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812449653

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  • 公爵令嬢のヒロインはとある舞踏会でドレスにシャンパンをかけられてしまう。
    その時に伯爵のヒーローにハンカチで胸を拭われ、スキャンダルになってしまう。

    ヒーローは父が亡くなりアメリカからやってきたばかりな上に、母がアメリカ先住民とフランス人の血を引いていたせいでイングランドの社交界から偏見の目で見られている。
    ヒロインは姉の想い人から求婚されていてそれを断る口実にヒーローに婚約を迫る。

    "野蛮な伯爵"と言われてる割にヒーローもヒロインも優等生な性格をしているのでストレスフリーで読めた。
    けどもう少し刺激がほしいかも。

    サブCPはヒロイン姉とその想い人の子爵。
    金髪ヒーロー好きなのでこちらがメインでもよかったかも(笑)

    ヒーローの異母妹のリリアンがどう幸せになるのか気になったので近いうちに続編を手に入れたい。

  • 晩餐会で胸元にシャンパンを引っ掛けた公爵令嬢セシリー。伯爵ジョナサンが、自らハンカチで拭き取り、耳元に大胆なささやきをした事でスキャンダルに。英仏米の血を引き、父の死去により伯爵位を継ぐためアメリカから来たジョナサンは「野蛮な伯爵」と話題になっていた。そんな彼に姉のため、求婚者を諦めされるため婚約者になるよう頼むセシリー。自ら摘んだ野花を送ったり、独自のモラルを貫き非嫡出子の娘をとても愛するジョナサンがとても素敵。セシリーも箱入り娘かと思いきや、情熱的で先入観を持たずジョナサンを愛する魅力的な女性だった。ラストはジョナサンが何者かに命を狙われる波乱の展開へ。

  • 結婚するには自分に似ている方が楽だけど
    正反対なくらいの方が魅力的

    爵位を持つ男性だから背が高いのか
    それとも、背が高いことが魅力のひとつだからか
    すっぽり包み込まれるように抱きしめられるのは、確かに心地よいね

  • 公爵令嬢と混血のアメリカ人って、意外な組み合わせ。

  • 最後の怨みの犯行が唐突過ぎる感はあるけれど、ストーリーは良かった


    内容(「BOOK」データベースより)
    ある夜、エディントン公爵令嬢セシリーは、舞踏会でドレスにシャンパンをかけられてしまう。そばにいた“野蛮な伯爵”とあだ名されるジョナサンは、親切からハンカチを取り出したが、公衆の面前にもかかわらずセシリーの胸を自らぬぐい、さらに耳元でありえない言葉をささやいた。大胆な行動のせいでたちまちスキャンダルに巻き込まれたセシリーだったが、逆にこの状況を利用しようとジョナサンに偽装婚約を申し込む。セシリーは仲良しの姉エリナーが密かに想いを寄せるドゥルーリー子爵から求愛されていて、その申し出を断る口実が必要だったのだ。新たなスキャンダルになる危険性を振り払い、ふたりきりで伯爵に交渉を求めるセシリー。一方、ジョナサンは妹たちに幸せな結婚をさせるため、公爵家の後ろ盾を得る事を願う。便宜上の婚約などすぐ解消すればよいと思っていたが、お互いにいつしか惹きつけられて…。

  • 公爵令嬢セシリー・フランシスは姉が好意をいだくドゥルーリー子爵からの申し込みから逃れるため、オーガスティン伯爵ジョナサン・ボーンに偽装婚約を申し込む。ジョナサンにとっても醜聞ある異母妹リリアンの社交界復帰の為有意義と考えるが…。フランス人とアメリカのイロコイ族のハーフである母を持つエキゾティックなジョナサンは魅力的。ジョナサンへの殺人未遂ミステリもあるが、定番のように犯人探しへいくのではなくサラッと流していて、物語の停滞を防いでいる。読みやすく楽しい一冊。
    2巻のリリアンのロマンスに向け布石を色々。『禁じられた恋の指南書』のダミアン登場らしいので読み返しもしなきゃ。

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著者プロフィール

アメリカ、ミネソタ州生まれ。
幼いころからの読書好きが高じて自然に作家の道へ。
リージェンシー・ロマンスを中心にeブック(電子書籍)形式で20作以上を発表、No.1ベストセラーを連発する。
2005年度ウィスコンシンRWAヒストリカル・ロマンス賞、2006年度Lories賞、2007年度Eppie最優秀エロティック・ヒストリカル・ロマンス賞など受賞多数。
現在はインディアナ州で夫と3人の子ども、たくさんのペットと一緒に暮らしている。

「2019年 『恋はどしゃ降りの夜に 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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