南美隆輔の傲慢な正餐     (バンブーコミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 164
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (145ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812477175

感想・レビュー・書評

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  • ヤクザ、遊郭、主従などちょっと影のあるお話がぎゅっと詰まった短編集。表題作は先にスピンオフを読んでしまっていたので組長の息子のイメージがちょっと違った…

  • あとがきにも書かれていましたが、短編集の内容はヤクザ、ヤクザ、主従、主従、ヤクザの素敵な構成の1冊です。いつもの深井作品の通り少しダークで背徳感が漂っています。

  • もっと傲慢なのかと思った。表紙に引っ張られ過ぎたな。
    素敵な深井作品たちではあったけれど。

  • 5編の作品が収録されています。
    南美隆輔の傲慢な正餐 → 弁護士(受)×ヤクザ(攻)
    愛で縛ればいい → ヤクザの金庫番/叔父(受)×ヤクザ/甥(攻)
    殺め川 戀の道行き → 幕軍の士族の息子(受)×その家の下男(攻)
    言うに言えない → イギリス貴族の使用人(受)×貴族の跡取り息子(攻)
    リトルウィング → 政治家の秘書(受)×ヤクザ(攻)

    この作者様の作品は、心に残るものが多いので、とても好きです(^^)
    今回の単行本でも、どれもすごく好きな作品です(#^^#)

  • 2012/09/13
    【やや好き】表題作を含む短編5編収録。 全編テンプレ王道物語だが、期待値に届いてた一冊。 とにかく不幸で不憫で健気ですぐ泣く受がなんかイイんだよなー。 表題作、893:南美×顧問弁護士:国木。 国木の幸せを思って遠ざけていた南美と、南美を追いかけてきた国木。 過去に何があろうと南美への愛が勝つ…ということか。  他→『愛で縛ればいい』甥×叔父。 ラストの蜘蛛の巣が耽美過ぎて笑った(褒めてます)。 『殺め川 戀の道行き』遊郭に売られたお坊っちゃまが緊縛調教師となった昔の恋人と再会。 緊縛プレイを仕込まれるが最後は駆け落ちしてハッピーエンド。スバラシイ設定に拍手! 『言うに言えない』いきなり英国貴族主従もの。 この唐突感がたまらない(笑) 『リトルウィング』893×自殺するはずの男。 重い背景があってこそ光輝く受の翼…だよね。 あとがき読んで既刊「晴れたる青空」の893登場話を探してみたが、絵が違いすぎてよく解らん…。 カバー下漫画の名前で判断するに腹違いの弟が死ぬ話でOKよねと自問自答…(^^;)

  • 『893・893・遊郭・主従・893』の話で今回は深井さんらしく
    痛くて痛みの後に幸せになる本
    バッドエンドに見せかけてまさかのハッピーエンドは流石!!
    読み応えバッチリだよ!(b^ー°)

    深井さんは最初から砂糖の様な甘い話は似合いません!!←キッパリ<o( ̄^ ̄)o>

    遊郭の話『殺め川 戀の道行き』と
    最後の893モノ『リトルウィング』がお気に入り(〃∇〃)
    始末された事になってる彼に早く新しい戸籍を作ってやって下さいm(__)m

  • 表題作はわりと今風のストーリー仕立てになっていますが
    後半は思い切り深井先生らしいほの暗いJUNEでした。
    今時こういう作品を描ける方は希少だとおもいます。

  • 作中の「リトルウイング」が一番好きかな。

  • ○南美隆輔の傲慢な正餐 
    ○愛で縛ればいい 
    ○殺め川 戀の道行き 
    ○言うに言えない 
    ○リトルウイング 
    ○あとがき

  • 短編集。ヤクザと主従と眼鏡で出来ていました。基本的にハッピーエンドなのですが、テーマがテーマ故に息苦しい閉塞感や切迫感があり、ほどよい緊張感に包まれて切なくなる話が多かったです。

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