恐怖箱 狐手袋 (竹書房文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812489697

作品紹介・あらすじ

狐手袋とはかの毒草、ジギタリスの和名である。他にも「魔女の指抜き」「血の付いた男の指」などといった異名も持つ。実に禍々しく、怪談にはもってこいの花だ。ジギタリスといえば猛毒であることが知られているが、本書もその名を冠しただけあって実に毒気たっぷりの強烈な内容となった。致死性の恐怖とでも呼ぼうか。読後、自分の中の「何か」が確実に息絶えているのを感じるのだ。無論、怪談中毒者を自称する読者の皆様なら、その毒こそを求めているのだ!とおっしゃっていただけることと思う。ぞくぞくするような興奮と、怖気と、それを人に感染したくなる衝動と…そうした魅惑の毒が沁み込んだ本書、ぜひ服毒いただきたい。

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著者プロフィール

鈴堂雲雀 Hibari Rindo
北海道出身、AB型。多数の職歴で築いてきた人脈にお世話になりつつ、怪異蒐集に明け暮れる日々を送る。
2013年『恐怖箱 吼錆』(竹書房)にて単著デビュー。主な著作に『恐怖箱 凶界線』(竹書房)など。

「2020年 『追悼奇譚 禊萩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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