レディの願いは口づけに隠して (ラズベリーブックス)

著者 : グレース・バローズ 芦原夕貴

• 竹書房 (2013年10月10日発売)

作品紹介・あらすじ

モアランド公爵と高級娼婦の間に生まれたマギーは、公爵家でレディとして育ったが、母の出自からふしだらな女だと期待する求愛者たちにはうんざりだと、公爵邸を離れひとりで生活している。ある日、重要な秘密が隠された手提げ袋をなくした彼女は、探偵のベンジャミンを訪ねる。彼は謎が多い男性だが口が堅く、貴族たちから信頼を寄せられていた。ベンジャミンは、身分違いの自分が公爵令嬢であるマギーと一緒に行動する理由として、求愛中のふりをすることを提案してきた。あなたにそんな演技ができるのかしら、とからかったマギーだったが、思いもよらぬ熱い口づけを返される。消えたレティキュール探しと、ふたりの関係は思わぬ方向へ向かおうとしていた-。グレース・バローズの大人気シリーズ!

感想・レビュー・書評

[Fernandoさんの感想 · 2013年10月13日]

モアランド公爵兄妹、長女マギーのお話。投資家ながらひっそり暮らしているヒロインと貴族だけど探偵なヒーロー。最後まで謎が一杯な珍しいヒストリカル。兄妹や友人達も変わらず健在。公爵と公爵夫人が大活躍！サンドイッチとケーキ良く食べてる

[まるるさんの感想 · 2023年12月15日]

盗まれた手紙の重要性だったり、ヒーローも言っていたけれど、ゆすられた時に相談をすればもう少し早く解決したのにという気持ちと、結婚が何故出来ないかの部分が出てくるまでが長過ぎた。結婚出来ないといいつづけられても諦めなかったヒーローを褒め称えたい。