本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011163
感想・レビュー・書評
-
貴族シリーズ9作目
現国王に子供が居なくて継承を公爵家のクレイトン、ヴァレンタインどちらかをと宣言されて以来、親戚筋でもあるにも関わらずヴァレンタイン公爵から執拗な妨害をされているヴィクター・クレイトン。
ヴァレンタイン家の新しい策士のせいらしく、気になっていたところ晩餐会で見目麗しいレイモンドと出逢う。
実はレイモンドは親の仇とヴァレンタイン公爵から知らされ復讐のために策を練っていた。ただ、仇であるのは前クレイトン公爵で、いまひとつ実感が湧かず、。
そしてレイモンドは毒を盛ろうとして失敗してしまい、、、。
復讐劇と継承する子供と恋愛を絶妙に掛け合わせていて読み応えがある作品でした。
受けの切なさ、戸惑い、攻めのそれでも惹かれていく様など心理描写と、攻めが探していた子供の事など物語の紡ぎ方が上手かったです。
遠野先生、やっぱり実力あるなぁと改めて思ったところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貴族シリーズ-09
全2件中 1 - 2件を表示